梅雨の季節を迎えて、ニュースでは「どこそこに避難指示や避難勧告が出されました」と「避難指示」や「避難勧告」の言葉をよく耳にするようになりました。
「避難指示」や「避難勧告」の言葉には、どんな違いがあるのか、強制力はあるのか無視したらどうなるのか、行動を起こすうえで気になったので調べてみました。
避難指示と避難勧告の違い
避難指示と避難勧告の違いが
— 汐見坂 (@shiomizaka_wave) 2019年7月3日
分かりにくい おぢちゃんです。
σ(◉ ω ◉`)?? pic.twitter.com/XktQcP6sU6
「避難指示」は、被害の危険が迫った時、人的な被害が出る危険性が非常に高まった場合に出されるものです。
「避難勧告」は、災害による被害の発生が予想される場合に、対象地域の住民に安全な場所への避難を促すために、出されるものです。
大きな違いは、「避難指示」の方が「避難勧告」よりも緊急度が高い、ということですね。
準備の段階では
「避難勧告」「避難指示」を出す必要があると予想される場合に、高齢者とその支援者幼児を抱える親御さんなど、速やかな避難ができない人のために、「避難準備、高齢者等避難開始」というものも出されます。
指示や勧告には強制力はあるの
指示や勧告の発令は、災害対策基本法60条に基づくもので、罰則の定めはありません。
ちなみに
「避難命令」といった言葉を耳にすることもありますが、法律にはありません。
無視したらどうなるの
避難指示や避難勧告を無視して、避難しなくても「罰則」もありませんので
行政や他人から されることもないと思います。
ですが、自身の身は、命は、最終的には自身ので守らなければなりませんね。
昨年の西日本豪雨では、避難率が1割に満たなかった そうです。
生死を分けたのは、 これまでの体験による判断でした。
「自分の地域では大きな災害が発生していないから大丈夫」
「何回も避難勧告はでて、避難しなくても大丈夫だったというのが
多かったので今回もそれだと思って」と。
まとめ
近年の異常気象は、これまでの体験では予想もできない災害に見舞われているということを 、しっかりと、認識しないといけませんね。
勧告や指示の発令判断は、各市区町村長であり、お住まいの地域によって判断基準が異なります。
各市区町のホームページで基準を確認して、持ち物、避難ルート、避難場所などを家族で決めておきましょう。
本日は、最後までお読みいただきありがとうございました(感謝)