湿度の高くなる梅雨時や気温が高くなる夏の季節。部屋の中にいても、熱中症対策としてエアコン使用は欠かせません。一番に気になるのが電気代ですよね。そこで、エアコンの機能である除湿と冷房のどっちがお得くなのか、機能のそもそもからの効果や臭い除去の違いなど調べてみました。2023年更新
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エアコンの除湿と冷房のお得感
お得満足度から比べると
・弱冷房除湿
・冷房
・再熱除湿
の順番になります。
最近のエアコンは、除湿に「弱冷房除湿」と「再熱除湿」の2つの機能がついていますが、「再熱除湿」は部屋の温度を下げないように湿度を下げるために、冷やされた空気を再度暖めてから室内へ戻しています。
この機能のために、他の機能よりも電気代が少し高めになっています。
エアコンの除湿と冷房の効果
空気にたくわえられる水分の量は、空気の温度が高いほど、たくさんの水分を
たくわえることができます。
〇除湿
部屋の空気中の湿度を下げることに最大の効果を発揮します。
エアコンは、室内の空気を吸い込み、その空気を冷やすことで空気中に含まれる水分を外へ追い出し、水分をとったあとのさらさら空気を室内に戻します。
これを繰り返すことで室内の湿度を下げるのです。
〇冷房
部屋の温度を下げることに最大の効果を発揮します。
エアコンが室内の空気を吸い込み、空気中の暑い熱を外へ逃がします。熱がなくなり涼しくなった空気を、室内に戻します。
冷房はこのようなしくみで部屋の中を涼しくしています。
基本的には同じように空気を冷やし、空気中の水分は冷やされることで結露して
水になって外に出されます。
2つの除湿「弱冷房除湿」と「再熱除湿」の効果
〇「弱冷房除湿」
部屋の温度を下げつつ部屋の湿度も下げます。
湿度を下げるために冷やされた空気をそのまま室内へ戻しています。
〇「再熱除湿」
部屋の温度を下げないよう、湿度だけを下げます。
湿度を下げるために冷やされた空気を再度暖めてから室内へ戻しています。
再熱除湿は、弱冷房除湿に比べて除湿する量が多いのはメリットですが、冷やした空気をあたためなおす必要があるため、より多くの電力を消費するデメリットがありますね。
エアコンの臭い除去
ニオイの元は、室内の雑菌を含んだ湿気がエアコン内部に付着し、その湿気が雑菌と一緒に蒸発するからです。
これを防ぐには、「冷房除湿」がオススメ。
冷房除湿ならエアコン内部が冷えてない場合は送風機が停止するので、湿気の蒸発による臭いは発生しません。
冷房運転の場合は、エアコン内部が冷えてない時も送風機能が停止しないので、臭いが出てきます。
設定温度を低くすると臭いが出ないのは、内部がずーっと冷えているので湿気が蒸発することがないからです。
エアコンの仕組みを知って、上手に使って快適な生活環境を作りましょう。
内部クリーン運転、カビショック運転などの機能がある場合は、この機能を使って内部を定期的に掃除しましょう。
まとめ
「再熱除湿」機能は電気代が少し高めですが、梅雨の時期や夏でも肌寒い雨の夜などは
身体を冷やさずに快適に過ごせますね。
冷房で身体を冷やし過ぎは禁物。体調を崩すよりはいいと思います。
湿度が高く、じめじめしているような夏場で、「弱冷房除湿」で部屋の温度が快適になる場合は弱冷房除湿がおすすめです。
室外気温が高く室内も大変暑い場合は、冷房機能で一気に部屋の温度を下げ、自動運転で設定温度を維持する方が電気代は節約できます。
我が家のエアコン機能よく知ったうえで、使い方を工夫するのが一番のようです。
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。
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