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芥川賞と直木賞の違いはどこ?発表・日程・選考基準などで比較

本日は、長いこと頭の片隅で、気になってた芥川賞と直木賞の違いがどこにあるのか。発表の日程や選考基準など比較からまとめてみました。2023年9月更新

 

       動画】第154回芥川賞・直木賞受賞会見、ノーカット版 | 特集 - 本の話

 

 

芥川賞と直木賞とは

文藝春秋の創業者である菊池寛が、友人である芥川龍之介の名を記念し、直木賞と
同時に昭和10年に制定。


正式名称は、芥川龍之介賞(あくたがわりゅうのすけしょう)。通称は芥川賞。

芥川龍之介

 


正式名称は、直木三十五賞(なおきさんじゅうごしょう)。通称は直木賞。

直木三十五

 

 

発表・日程・会場の違い

発表の日程や会場は、基本的には同じですね。

違いがあるとすれば、受賞作品の掲載される雑誌と掲載の仕方、選考委員の更新
先生方が違います。

それと選考会の会場は同じですが、部屋がちがってます。(細かい点ですが)

 

芥川賞

受賞作品は、「文藝春秋」9月号、3月号に全文掲載されます。

 

現在の選考委員は、小川洋子、奥泉光、川上弘美、島田雅彦、堀江敏幸氏

平野啓一郎、山田詠美、松浦寿輝、吉田修一(2023年3月8日現在) 

※2024年7月からは、堀江敏幸氏に代わり川上未映子氏が選考委員になられます。

 

選考会の部屋は、料亭・新喜楽の1階。

 

直木賞

受賞作品は、「オール読物」9月号、3月号に一部が掲載されます。

 

現在の選考委員は、浅田次郎、伊集院静、北方謙三、桐野夏生、高村薫、林真理子

宮部みゆき、角田光代、三浦しおん(2023年3月8日現在) 

三浦しをんさんは戦後最年少の委員です。

 

選考会の部屋は、料亭・新喜楽の料亭・新喜楽の2階。

 

※芥川賞・直木賞ともに、選考対象期間や選考会の日程と発表,贈呈される賞は

同じですね。

 

・授賞は年2回あり

 

・上半期 前年12月から5月までに発表されたものが対象で、選考会は7月中旬。

  
・下半期 6月から11月までに発表されたもの対象で、選考会は翌年1月中旬。
    
・正賞として懐中時計、副賞として100万円が授与。

 

選考基準の違い

芥川龍之介賞(あくたがわりゅうのすけしょう)は
選考対象期間内の、各新聞や雑誌(同人雑誌を含む)に発表された純文学の短編作品のうち最も優秀なものにおくられる賞(応募方式ではない)。主に無名もしくは新進作家が対象になります。(日本文学振興会HP)

 

※純文学(じゅんぶんがく)は、大衆小説に対して「娯楽性」よりも「芸術性」に
 重きを置いている小説の総称。

 

直木三十五賞(なおきさんじゅうごしょう)は、無名・新人及び中堅作家による大衆小説作品に与えられる文学賞。(日本文学振興会HP)

 

 

まとめ

情報はすべて、「公益財団法人日本文学振興会」HPを参照させていただきました。

芥川賞は、主に新人作家の発掘を重視しているようですね。それに比べて直木賞の方は
幅広く、いい作品を発掘するのに重きをおいているようですね。

今後は、ニュースで話題になっても内容がよく理解でき、受賞者の人物像や作品に興味がわくようになると思います。

 

あと分かったこと
文藝春秋社内の「公益財団法人日本文学振興会」によって運営されているんですね。

芥川龍之介賞、直木三十五賞以外にも
大宅壮一ノンフィクション賞、松本清張賞、菊池寛賞の授与が行わています。

 

本日も、最後までお読みいただきありがとうございました(感謝)

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