ほとんどの果物が、多くの栄養成分を果肉よりも皮に貯えていると言われています。「みかん」もしかり。今回は、みかんの皮の栄養成分と皮ごと食べれるのか?その食べ方、使い道などもまとめてみました。2022年3月 更新
みかんの皮の主な栄養成分
ミカンの皮は「陳皮(ちんぴ)」とも呼ばれ、漢方薬の材料に使われています。皮にはビタミンCが含まれ、爽やかな香りと共に、癒やしや美肌効果をもたらすとされています。
ビタミンC
美肌効果。
ガンや心臓病の予防、老化のスピードを抑えてくれます。
ビタミンA 乾燥や肌荒れの改善に効果。
ヘスペリジン(ビタミンP)
みかんの皮の主成分でポリフェノールの1種。
毛細血管を強くして、高血圧や動脈硬化を予防。
ペクチン
食物繊維の1種。
糖分の吸収を抑え、血糖値の上昇をゆるやかにしてくれます。
シワやたるみを防ぐ効果も。
β―クリプトキサンチン
カロテノイド成分の1種でみかんの黄色の成分です。
通常のカロテノイドに比べて老化防止や美容の効果が長続きします。
その他骨粗しょう症の予防にも。
リモネン 保湿効果
クエン酸 体臭を消す効果
カリウム 高血圧の予防。
簡単に調べてみただけでも、栄養成分が豊富で効果抜群ですね。
「捨てるのはもったいない!」ですね。
皮ごと食べれるのー農薬が不安
無農薬ミカンならそのままでもOK。
無農薬でない場合は皮を水でよく洗えばOK。
食べ方や使い道
◆漢方薬(陳皮)
みかんの皮を干した状態のもので、風邪予防のほかにも血流を改善したり、整腸作用やリラックス効果があると言われています。
◆陳皮作り方
1. 食べ終わった後の皮をザルや網に広げる。
2. 日陰でカラカラになるまで干す。
乾燥したミカンの皮は、元の大きさの2~3割程度の大きさになり、密閉容器などに入れて保管します。
引用元:https://manetatsu.com/2017/02/85646/
陳皮を細かく刻んだり、フードプロセッサーで粉末状にすれば、煮物やお菓子作りのときの香りづけとして使うこともできます。
◆風呂入れる
お風呂に入れれば、血行促進、リラックス作用があるので、冷え性の方にもぴったり!
◆掃除に
ミカンの皮に含まれるクエン酸、ペクチン、リモネンなどの成分は、汚れを落としたり、ツヤを出したりする効果があるため、ミカンの皮は掃除に使用するのもおすすめです。
リモネンには油分を溶かす働きがあるので、油汚れを落とすことができます。
・油汚れに
・フローリングのつや出しに
※みかんの皮洗剤作り方https://agri.mynavi.jp/2017_11_14_10898/
◆消臭剤に
ミカンの皮は爽やかな柑橘系の香りを利用した消臭剤としての使い方も。
・手の臭い取り
・電子レンジの臭い取り、
・鍋の魚の臭い取り
・魚焼きグリルの臭い取り
※仕方、方法はhttps://agri.mynavi.jp/2017_11_14_10898/
◆肥料として
みかんの皮には栄養が豊富に含まれているため、肥料として再利用することもできます。
まとめ
それにしても驚きましたね。
使い道の多さと、みかんの皮の栄養成分の豊富さと健康に対する効果に。
抜群ですね。
とくに、ヘスペリジン(ビタミンP)、 β―クリプトキサンチンの健康効果は、1番のお気に入りになりました。
おおいに、皮のままで食したいと思います。
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました(感謝)
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