今回は、1年を通して見かけ、食べているように思う「いちご」について、何種類くらいあるのか、主な品種名や旬の時期、味や特徴について、気なって調べてみました。
いちごの種類は何種類あるの?
日本のいちごは品種も約300種(農林水産省)
登録品種は258種、そのうち登録維持されているのは129種
品種名と旬の時期と味や特徴
〇旬の時期
東京都・大阪中央卸売市場の月別県別入荷実績をみてみるとhttps://vegetable.alic.go.jp/yasaijoho/yasai/1812/yasai1.html
いちごがもっとも店頭を飾るのは12月後半から2月位にかけてですが、本来路地物の旬は3月~4月くらいの春の後半ですね。
店頭には12月から5月まで並んでいます。この辺りが旬の時期のようです。
6月から11月にかけては、国産いちごはほとんどなく、輸入いちごと夏秋いちごが使われています。
〇主な栽培品種は、28品種(順序は品種の登録順)
とよのか 酸味が少なく大粒で甘い。定番の品種。
女峰(にょほう) 糖度が極めて高く酸味も適度にあり、甘酸っぱい。
見栄えがいい。
章姫(あきひめ) 女峰より大きく、細長い。糖度(10度以上)
酸味少ない
雷峰(らいほう) 甘みと酸味のバランス良。果肉が硬く
日持ち良し。洋菓子に多く使用。
レッドパール 中まで赤い。生産量が少なく、ケーキ、高級菓子用
アスカウェイブ 赤みが強く、甘みと酸味のバランスがいい。
あかねっ娘(ももいちご) ネット通販で人気。大粒で桃の形に似て別名
「ももいちご」とも。
越後姫(えちごひめ) 香り強く、果汁も豊富。糖度が高く、やさしい酸味。
種子が果肉にかくれてる。
とちおとめ 粒が大きく甘さも強い、日持ちがいい。
アスカルビー 赤く艶があり甘みも強い。
さちのか 糖度は高く酸度が低い。果実は硬めで日持ちよし。
さがほのか 佐賀県生産の9割を占める。
とちひめ 中まで色赤く甘さ強し。果実が軟らかいため観
光イチゴ狩り用。
アマテラス 果実はかなり大きい。ネット通販で人気。
福岡S6号(あまおう) 「あ」かい、「ま」るい、「お」おきい、「う」まい
の頭文字から命名。一粒40gにもなる。
紅ほっぺ(べにほっぺ) 甘味が強く酸味もやや強め、イチゴ本来の甘酸っぱさ
を味わえる。果実やや大きく、果肉は中心部も淡赤色
サマープリンセス 色や光沢の良い夏イチゴ。
実が軟らかいため、輸送に向かず。
エッチエス138(夏実) 果肉硬く暑さに強い。
日持ち性・輸送性に優れた夏イチゴ。
夏娘(カレイニャ) 糖度は高い。表皮の色が斑で光沢が少なく
軟らかい夏イチゴ。酸度は低め。
やよいひめ 果実が大粒、日持ちが良し。酸味まろやかで、
糖度は高くてジューシー。
ペチカ(ペチカプライム) 甘み控えめで見栄えよし。香りが多くケーキ用。
かおり野 果実大きく、酸味低めで、爽やかな甘さが特徴。
和田初こい(初恋の香り) 果皮の色は淡紅。熟しても赤くならなず。
実は大きく、香り高いのが特徴。
桜桃壱号(桜桃苺) 果実の大きさは極大。ネット通販で人気。
千葉S4号(チーバベリー) 大粒で果汁が多く、うどんこ病に強い。
ダイアモンドベリー 大きさはたまごのSサイズほど。ヘタ近くまで甘く
糖度は15度(メロン並み)とか。
もういっこ サイズが大きく、果皮は鮮やかな紅色。
果肉も淡い赤色。スッキリとした甘さ。
咲姫(サキヒメ) 果実は大粒で、糖度が高く酸味が少なくジューシー
大分6号(ベリーツ) 極早生で、果実は鮮やかな赤色で、糖度が高い。
まとめ
登録されている品種だけでも、129種類もあるのには驚きました。
主な28品種名の中でも、聞いたことのない品種が結構ありますね。
産地によっては、別名で呼ばれているようです。
旬の時期でない時にいただく、誕生日ケーキやお菓子ケーキにのいるいちごは輸入ものが使われているとは、知りませんでしたね。温室栽培で年中食べられるんだとばかり思ってました。
もうそろそろ、大好きな「いちご大福」が食べられそうです。できるだけ旬のものをいただきたいですね。
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました(感謝)
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