千葉県市原市にある地層「千葉セクション」は、国際地質科学連合が2020年1月17日に、日本名「チバニアン(千葉時代)」と命名すると決定したことで、一躍有名に。今回は「千葉セクション」とは一体何なのか、どこにあるのか、場所やアクセス、見学はできるのか、その仕方など欲張ってまとめてみました。
千葉セクションとは
千葉セクション(ちばセクション、英: Chiba section)は、千葉県市原市田淵の養老川沿いの露頭で見られる、約77万年前の地層。この地層は、更新世の前期と中期の境界を示すものである。2017年11月に国際標準模式層断面及び地点 (Global Boundary Stratotype Section and Point, 略称:GSSP) に内定し、2018年には「養老川流域田淵の地磁気逆転地層」の名称で国の天然記念物に指定された。
???。チンプンカンプン。よくわかりません。
私の学習で分かったことは
地球には磁場(地磁気)があって、方角を示す方位磁石は、現状では北方向を向くようになっていますが、それが北極と南極が逆転していた時代があったそうです。
そんなビックリすような状態がわかる77年前の地層が千葉県の市原市にあるってことのようですよ。みなさん驚きましたか?
場所 と地図
場所の住所は、千葉県市原市田淵1898です!
地図
アクセス
〇車
・〒290-0546 市原市田淵1165(田淵会館)を目的地に設定してください。・県道81号線(清澄・養老ライン)を南下し「チバニアン」の看板を右折後道なりに進むと、チバニアンビジターセンターと仮設駐車場(45台)がございます。※看板右折後、田淵会館入口から、仮設駐車場までの道路は、町会の方の生活道路で道幅も狭いので、途中の案内板の指示に従い、徐行するなど十分に注意してください。
〇電車
・JR内房線 五井駅より小湊鉄道線にお乗り換え、月崎駅で下車後、徒歩で30分(2キロ)程度です。
※月崎駅向かいの朝日屋Yショップにてレンタサイクルをご利用いただけます。(台数には限りがございます)
見学の仕方
予備知識を得てから出かけよう
・YouTube「15分で学ぶチバニアン(千葉時代)」
「白尾層」と言われる77万年前に降り積もった層を境にして、
地磁気の逆転の証拠となる地層がよくわかりますよ。
・https://youtu.be/IEdH3f14d9I「チバニアンの楽しみ方」(5分)
天然記念物に指定されている甌穴(おうけつ)と言われる現象を見ることも
できますよ。その他おススメスポットの紹介もされています。
服装についても説明されており、長袖、長ズボン、長ぐつを着用されることが
おススメです。
現地までのアクセスについても詳細に説明されていますので、田淵会館からは
こちらを参考にされた方が分かりやすいかもしれません。
・https://youtu.be/2dqSYrppnHg「チバニアンをドローンで見てみよう」(2:33分)
参考になると思う動画を貼っておきましたので、少しでも予備知識を持って出かけた方がより一層楽しめると思いますので、参考までにどうぞ。
見学上の注意
・川面付近など足元が不安定な場所を歩きますので、見学に際しては長靴もしくは靴底のしっかりした履物をおすすめします。
・雨天や雨天後には川が増水しており大変危険です。近づかないようお願いします。
・地層の近隣は民有地です。地元の方々のご理解とご協力により地層観察が可能となっていますので、ご承知おきください。
・地層は極めて貴重な資料ですので、削るなどの行為は絶対に行わないでください。
貴重な、貴重な世界に誇れる証拠となる地層なので、みんなで大切に保存したいと思いますね。
まとめ
現在の北極と南極が逆転していた時代があったとは、驚きましたね。
その証拠となる地層が、「チバニアン(千葉時代)」という日本名で、世界に紹介されるとともに、日本で見ることができるのも凄い!
ぜひ、機会を作って見てみたいと思います。
この記事の情報は、すべて市原市観光協会 チバニアン を参考にさせていただきました。
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました(感謝)
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