42.195㎞というフルマラソンの距離を歩くと、何時間くらいかかるのだろうか。また、消費カロリーはどれくらいなのか、そんな素朴な疑問が頭に浮かんできて調べてみると・・・。
42.195㎞を歩くと所要時間は
12時間 約半日 くらいですね。
よく不動産情報で目にする「駅から徒歩〇分」という表現は、1分間に80m歩く計算だそうですが、これを時速になおすと4.8km/hです。少し早歩きのようです。
普通の人間の歩くスピードは時速4キロくらいですね。
42.195㎞÷4㎞/h=10.548時間。
だから普通に休まずに歩くと、だいたい11時間くらいですので、信号待ちとか立ち止まることを考えると、12時間くらいはかかるでょうか。
経験者談ともほぼ同じ
普段から長い距離走ったりする人間ならば疲労だけでしょうが
普通の人は25km付近から足、ふくらはぎが悲鳴をあげ始めます。
残り10kmでは足がつりまくり、恐る恐るそおっと歩きました。
42.195㎞の消費カロリーは
体重60kgの人が時速4㎞で12時間歩いた場合、2079kcalとなります。
出典:ウォーキングの消費カロリーの計算 - 高精度計算サイト
体重60kgの人の1日の必要摂取量は、1800kcal。(デスクワークの多い事務員、技術者、管理職などの軽作業の人の場合)
ですから、フルマラソンの42.195㎞を歩くとすると、体重60kgの人の1日の必要摂取カロリーを軽くオーバーする運動量ですね。
42.195㎞の計測方法
日本陸上競技連盟の「長距離競走路ならびに競歩路公認に関する細則」により、自転車計測およびワイヤー計測によると定められています。
国際陸上競技連盟(ワールドアスレティックス・WA)や国際マラソン・ディスタンスレース協会(AIMS)の認証コースのみ、「自転車計測としなければならない」と決められています。
・ワイヤー計測は、ワイヤーに真の50mを移設し、50mごとに計測されます。
・自転車計測の場合は、
自転車に専用のカウンターを取付け、基準の距離(概ね400m)をカウンター数に換
算して、計測されます。
距離の減少を防止するため0.1%を加えて計測されます。
・計測する場所・基準地点は、歩道側から300ミリ、センターラインから歩道よりに300
ミリでなおかつ曲がった道路も含め、最短距離を計測するように定めれています。
まとめ
フルマラソンの42.195㎞という距離は、平均的な人の1日の摂取カロリーをオーバーすほどのカロリーを消費してくれる、驚きの距離であり、12時間=半日を要する凄い距離でした。
気軽に、散歩がてらに歩く距離ではありませんね。
さらに、42.195㎞の計測方法にも驚きましたね。
科学技術の進歩した現代社会においてさえ、アナログ的な方法で計測されていたとはね。
どれだけの人材と時間を要するやら・・・。費用も馬鹿にはならないでしょうに。
ここまで、アナログ的な計測にこだわる理由は、分かりませんでした。
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました(感謝)
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