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群と郡の語源を知れば!意味や違いや使い方も分かりやすい 

群と郡という漢字は、読み方が「ぐん」で同じことから使い方を間違えやすいですね。皆さんは、そんな経験ありませんか?私はよくあります。そこで今回は、群と郡の語源を知れば、その意味や違いも分かって、使い方の間違いも無くなるのではないかと思って調べてみました。

 

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群と郡の語源

群の語源は、

形声文字です(君+羊)。「神聖な物を手にする象形と口の象形」(天子、君主の意味だが、ここでは、「昆」に通じ(「昆」と同じ意味を持つようになって)、「むらがる」の意味)と「ひつじの首」の象形から、むらがる羊を意味し、そこから、「むらがる」、「むれ」を意味する「群」という漢字が成り立ちました。

※「羣」は「群」の旧字(以前に使われていた字)です。

「郡」という漢字の意味・成り立ち・読み方・画数・部首を学習

小学4年生で習うんですね。

 

郡の語源

形声文字です(君+阝(邑)。「神聖な物を手にする象形と口の象形」
(神事を司る族長の意味だか、ここでは「群」に通じ(「群」と同じ意味を持つようになって)、「むれ」の意味)と「特定の場所を示す文字と座りくつろぐ人」の象形(「村」の意味)から、「村の一群、行政の単位」を意味する「郡」という漢字が成り立ちました。

「群/羣」という漢字の意味・成り立ち・読み方・画数・部首を学習

小学5年生で習んですね。

 

※形声文字とは、意味を表す文字(漢字)と音(読み)を表す文字(漢字)を組合わせてできた漢字の事を言います。形声文字一覧

 

 

群と郡の意味

群の意味

君は、まるくまとめる意味があり、羊がまるくまとまってむれをなすことから、むれる、むらがる、 むれに。

 

同類が一つところに多数集まる、またその集まったなかま、あつまり。数多いとか。

 

郡の意味

 行政区分の村や町の上、県の下にある地域の一つの単位を表しています。

1999(平成11年)から行われた平成の大合併(2010年ー平成22年終了)で、郡の地域はグン減りました。

 

 

群と郡の違い

郡は、村や町の集まりを指す言葉になり。

 

群は、むれというように、動物などがひとかたまりになった仲間の集まりを指す言葉になりました。

 

 

まとめ

漢字のおこり、語源を知れば、意味と違いと使い方もよくわかりました。これからも、漢字の組み合わせが、上下、左右よく似たものがあれば、成り立ちや語源を調べてみたいと思いました。

なかなか面白かったです。

 

群は、「同類が一つところに多数集まる」という意味で覚えておけば、使い方も間違えることは、なさそうですね。

   「大群」、「抜群」、「流星群」、「群像」など。 

 

郡は、苗字(名字)に使われているのは見かけますが、あとは行政単位以外なさそうですしね。

 

本日も、最後までお読みいただきありがとうございました(感謝)

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