夏から秋にかけて、出回るぶどう。ぶどう狩りも楽しみですよね。ところで、みなさんはどれだけの種類、品種名をご存知でしょうか。私は、身近なところでは名の知れた品種名の数種類ほどしか知りません。お気に入りの味を探しに、種類、品種名など調べてみました。2023年1月 更新。
出典:味の農園
ぶどうの種類は何種類あるの
日本で栽培されてる主な品種で50~60種類と言われています。
日本ではマイナーな品種を入れると100種類以上、世界でみると10000種以上あると言われています。
ちなみに
日本でいちばん古いといわれる品種は甲州ぶどうです。
日本でもっとも多く作られているぶどうの品種は巨峰です。
ぶどうの品種名と旬の時期・味・特徴
黒色ぶどう 14種
◆巨峰
8月下旬頃から9月下旬頃。粒は大きく食べごたえ抜群で、強い甘みが特徴。
◆ピオーネ
8月下旬から9月いっぱい。爽快な風味で、糖度は16度以上と高め。
◆ナガノパープル
9月中旬から下旬。しっかりとした歯触りと、バランスの取れた味わいが特徴。
◆紫玉(しぎょく)
8月上旬から下旬。ひと粒12gほどの重さがあり、味は巨峰によく似ていて、甘みと酸味がしっかりとした濃厚な味わい。
◆スチューベン
9月下旬から10月下旬頃。なんと糖度は20度。
◆高墨(タカスミ)
8月中旬頃から9月中旬。やや小ぶりで、しっかりとした甘み。
◆藤稔(フジミノリ)
8月の中旬から9月中旬。最大の特徴は粒の大きさで、通常でも500円玉ほどの大きさ
◆ウインク
9月中旬から10月中旬頃。酸味が少なくさっぱりとした甘さ。
◆オーロラブラック
8月下旬から9月中旬。プリッとした歯触りと口いっぱいに広がる果汁を味わえます。糖度は17~18度。
◆ブラックビート
7月下旬から8月下旬頃。口いっぱいにあふれる果汁が魅力。
◆オリエンタルスター
8月下旬頃から10月上旬。しっかりとした歯触りと酸味はほとんどなく、ジューシーで強い甘みが特徴。
◆キャンベル・アーリー
8月下旬から9月中旬。甘酸っぱい果汁がたっぷり。
◆ブラックオリンピア
8月下旬頃から9月中旬。ジューシで酸味控えめで甘さ強め。石川県と山梨県のふたつが全国の半分以上を栽培。
◆マスカット・ベリーA
8月下旬頃から10月初旬頃。国産赤ワイン用の品種としてもっとも多く栽培。
赤色ぶどう 19種類
◆デラウェア
7月から8月いっぱい。小粒で強い甘さとしっかりとした酸味。定番の種なしブドウ巨峰に次ぐ生産量。山形県が生産量日本1。
◆紅アレキ
10月上旬から11月初旬。糖度は20度前後。主な産地は岡山県。
◆ロザリオ・ロッソ
8月下旬頃から9月中旬。とてもジューシーで、甘さはさっぱり。
◆シナノスマイル
8月下旬頃から9月下旬頃。ジューシーで、甘みと酸味のバランスいい。
主な産地は宮崎県。
◆サニールージュ
7月中旬頃から9月中旬頃。ジューシーでしっかりとした歯ごたえと、甘みと酸味がバランスのよい濃厚な味わい。
◆サニードルチェ
9月上旬から10月上旬。いちばんの特徴は青りんごのような清々しい香りと甘美さ。
◆紫苑(しえん)
10月下旬から12月中旬。果実は柔らかく、糖度は18~20度。主な産地は岡山県。
◆竜宝(りゅうほう)
8月中旬から下旬。市場に出回ることはなく、観光農園や直売所などでは人気。
◆安芸クイーン
8月中旬から10月頃。甘みは強く、酸味はほどほど。主に岡山県。
◆紅伊豆
8月中旬から9月中旬。1粒13~16gにも。糖度は18~20度で高め。酸味が弱い。岩手県で多く栽培。
◆甲斐路(かいじ)
9月中旬から10中旬。「赤いマスカット」とも呼ばれ、マスカットの香りと皮にうまみがある。主な産地は山梨県。
◆キングデラ 8月上旬~9月初旬。甘味は高く、酸味は中、主な産地は山梨県。
◆グローコールマン
11月中旬~1月初旬。酸味が少なく、甘さもそれほどなく、さっぱりとした口当たり。岡山県でのみ栽培。
◆ゴルビー
8月下旬から9月上旬。
生産量が少なく旬の短い品種。主な産地は山梨県
◆マニキュアフィンガー
9月上旬頃から下旬頃。粒が細長く先端部分が赤くマニキュアを塗った指のよう。味はさっぱり。
◆クイーンニーナ
8月下旬から9月上旬頃。歯切れのよい皮の食感と甘味つよく、20g近くもある大粒が特徴的。
◆ベニバラード
7月中旬~8月の中旬。パリッとした歯ごたえが。
◆ルビー・オクヤマ
9月下旬~10月中旬。甘みと酸味、皮の渋みが三位一体。
◆ルビーロマン
7月下旬頃から10月初旬頃。粒は大ぶり。500円玉ほどの大きさ。ピンポン玉の大きさになるものも。
◆神紅(シンク)追記
路地ものは9月頃。ハウス栽培物は6月中旬頃から8月中旬頃。
糖度20度以上。紅茶を思わせる独特で芳醇な香り。鮮やかな紅色の大粒のぶどう。
種もなく、皮ごと味わえ、鮮やかな紅色の果皮が特徴です。
緑色ぶどう 14種類
◆シャインマスカット
露地ものは8月中旬から10月の初旬。マスカットの香りと高い糖度、皮ごと食べらるのが魅力的。
◆白峰(はくほう)
8月下旬から9月上旬。一般の市場では手に入らないのでネットなどを活用。主な産地は山梨県。
◆ゴ-ルドフィンガー
8月中旬から下旬。味わいはとてもジューシーで糖度18度。
◆ピッテロ・ビアンコ
9月上旬頃から10月下旬。コリッとした歯ごたえ。
◆瀬戸ジャイアンツ
9月初旬~末。主な産地は岡山県。
◆マスカット
「マスカット・オブ・アレキサンドリア」のこと。容姿、風味ともにとてもエレガント長い間高級ぶどうの代名詞に。
◆ロザリオ・ビアンコ
9月初旬から下旬。果実は大きく15g。まろやかな甘みが特徴。主な産地は山梨県で全国の半分近いシェア。
◆黄玉(おうぎょく)
8月中旬頃から9月中旬。最大の特徴はその甘さ。糖度はなんと23~25度にも酸味はほとんど感じられず。
◆甲斐美嶺(かいみれい)
8月中旬ごろから9月上旬。強い甘みと酸味、しっかりとした歯触り。主な産地は山梨県。
◆翠峰(すいほう)
8月中旬から9月下旬。緑系ぶどうの中では甘い方。バランスのよい酸味もあり。主な産地は岡山県。
◆ナイアガラ
8月下旬頃から10月中旬。ほとんど市場には出回ることなく産地での消費や、加工用などに重宝。
◆ハニービーナス
8月いっぱい。粒が大ぶりで強い甘みと穏やかな酸味。
◆ヒムロッド
8月中旬から下旬。市場にはほぼ出回りません。
◆多摩ゆたか
8月下旬から9月中旬。しっかりとした歯触りが特徴的。味はジューシーかつ甘みが強く、酸味はほとんどなし。
◆その他
ニューナイ、具甲干(ベイジャーガン)、ブラック スワン、紅ピッテロ、ネヘレスコール レッド ネヘレスコール、チェリー、早生甲斐路、赤嶺、サバルカンスキー、ロザリオ ロッソ、マスカットビオレ、カッタクルガン、サニードルチェv、シナノスマイル、 シャルドネ、カベルネ、ソービニオンなどなど。
まとめ
この記事の情報は、下記サイトを参考にさせていただきました。ありがとうございました。
日本で栽培されている主な品種だけでも50~60種類もあるのには、驚きました。
私が食したぶどうは、巨峰、ピオーネ、デラウェア、シャインマスカット、瀬戸ジャイアンツ、マスカットくらいです。
日本でいちばん古いといわれる品種は甲州ぶどうで、もっとも多く作られているぶどうの品種は巨峰だということが、わかりました。
どんな食べ物も、年中出回っている気がして、本来の旬が分からなくなっているのですが、ぶどうの食べごろの旬は、多くの品種で8月ごろからですね。
この記事をもとに、お気に入りのぶどうを探し、食すことにしましょうか。
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました(感謝)
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