本日は、さくらんぼの種類や品種名、旬の時期と味などまとめてみました。皆さんは、有名な「佐藤錦」以外にどれくらい知ってますか。お試しあれ!2023年1月 更新
佐藤錦
さくらんぼの種類
世界では、1000種類を超えるサクランボが栽培されています。
国内だけでも100種類程あり、
山形県では、30種程度といわれています。
以下、山形県の主な品種名と旬の時期や味や特徴をまとめてみました。
品種名と旬の時期・味・特徴
◆佐藤錦(さとうにしき)
露地栽培もので6月中旬から7月上旬。
糖度が高く、酸味とのバランスが抜群
「赤いルビー」と呼ばれ、知名度も高い品種。生産量も国内トップ。
◆紅秀峰(べにしゅうほう)
6月下旬から7月上旬。
大粒のさくらんぼで見た目も食べ応えも十分。
果肉がしっかりで、果汁が多い。「佐藤錦」と「天香錦」の交雑種
◆紅てまり
7月上旬から7月中旬。シーズンの最後に出回る品種。
大粒のさくらんぼで、食べ応え十分。
果肉がしっかりしているので、噛んだ瞬間、パリッとしてジュワーっと
果汁が口の中に広がります。
◆紅さやか
6月上旬に収穫できる早生品種。
「佐藤錦」より酸味は強いが適度な甘みがありバランスが良い味わい
大きさは5~7gで早生種の中では大きく、果皮の色は朱紅色で、熟すと
紫黒色に色付き、果肉も赤い。
◆紅きらり
収穫時期は、6月下旬。
果実は8グラムから9グラムと大きい。硬さは中、果汁は多い。
甘みはやや多く、酸味は少ない。
果皮の色は帯朱紅で着色はやや多く、果肉はクリーム色。
◆紅ゆたか
収穫時期は、佐藤錦より数日早い6月中旬。甘みは多く、酸味は少なく果汁は多い。
大きさは6グラムから9グラム程度。果皮は淡赤色、果肉はクリーム色で軟らかい。
◆ナポレオン
佐藤錦を初め、いくつもの優良品種の親になっています。
◆南陽(なんよう)
6月下旬で、佐藤錦とナポレオンの中間の時期。
果実は8グラムから10グラムの大玉。ハート形をたてに潰したような形。
果皮色は黄色地に淡紅色。果肉は黄白色で硬い。
◆月山錦(がっさんにしき)
珍しい黄色いさくらんぼです。
◆高砂(たかさご)
佐藤錦より1~2週間早く収穫される。さくらんぼの旬初めに店頭に並びます。
◆豊錦(ゆたかにしき)
果肉が柔らかく、酸味が少ないので甘さが強く感じられるのが特徴。
◆香夏錦(こうかにしき)
早生種で、5月下旬頃から6月下旬。
肉質は軟らかく、果汁が多い。甘みが多く、酸味は少ない。
大きさは平均6グラム程度。果皮は黄色赤斑。果肉は乳白色で。
◆山形美人
佐藤錦の枝変わりで、佐藤錦と同じくらいの大きさや形。
その表皮の色は赤みが強い。
◆紅夢鷹(べにむたか)
収穫時期は、6月中旬。
大きさはやや大。果肉の硬さは中位で果汁多い。甘み多く、酸味は少ない。
果皮の色は帯赤黄斑。果肉はクリーム色で着色はない。
◆夕紅錦(ゆうこうにしき)
収穫時期は、6月20日頃。
6グラムと中程度の大きさ。硬さは中。
果汁は多く、甘みは中で酸味は少なくナポレオンに近い風味。
果皮は帯赤黄斑色、果肉の色は乳白。
◆八興錦(はっこうにしき)
収穫時期は、6月中下旬。果汁が多く、甘みは中で酸味は少ない。
大きさは中で佐藤錦程度。果皮色は帯朱紅。果肉はクリーム色、硬さは中である。
◆レッドグローリー
山形で育成された品種。
◆マドンナの瞳(まどんなのひみ)
収穫時期は、6月中旬。
果肉は軟らかく、果汁は多い。甘みは中で酸味は少ない。
大きさは大である。果皮色は帯朱紅で、果肉の色は乳白。中生種の大玉である。果皮色は紫黒赤斑。果肉は赤く、硬い 。
山形において偶然に発見。
北海道では栽培面積の約4割を占める。
◆さおり
◆貴黄(きこう)

まとめ
この記事の情報は、以下のサイトを参考にさせていただきました。
ありがとうございました(感謝)
出典
さくらんぼ大百科事典【品種解説】(作出国:日本):寒河江市公式サイト
さくらんぼの種類も多いですね。主産地の山形県だけでも30種類もあります。
品種名はとても、覚えきれません。
佐藤錦くらいしか知りませんでした。
あと分かったことは
さくらんぼの果実は、10グラムから12グラムだと粒が大きい方です。
早生品種である花駒(はなこま)、正光錦(せいこうにしき)、香夏錦(こうかにしき)などは、もう出まわる頃ですね。
「紅てまり」は、7月上旬から7月中旬。シーズンの最後に出まわります。露地栽培のものは、7月までですね。
「さおり」のように甘みが強い品種は、糖度が17度以上あります。
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました(感謝)
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