次々と最年少記録を更新する将棋の申し子、藤井聡太さん。今回は、藤井聡太七段のこれまでの最年少記録の更新と歴代の記録をまとめてみました。
2015年
10月18日
史上最年少(13歳2か月)で奨励会三段に昇段。この時中学1年生。
2016年
10月1日
史上最年少(14歳2か月)で四段に昇段。プロ棋士となる。
加藤一二三が持つ、1954年8月1日に14歳7か月で四段昇段の記録を62年ぶりに更新。
12月24日
史上最年少(14歳5か月)で公式戦初勝利の記録を更新。
第30期竜王戦6組のランキング戦、しかもプロデビュー戦で加藤一二三との対局で勝利。
2017年
6月26日
歴代最多連勝記録(29連勝)を更新。
この日行われた竜王戦本戦1回戦で勝利し、デビューから無敗のままで記録を更新。
11月21日
中学生棋士の中での通算50勝の史上最年少(15歳4か月)記録を更新。
これまでの記録は、羽生善治の1987年4月に達成した16歳6か月でした。
2018年
2月1日
第76期順位戦C級2組で単独1位の9勝0敗で、C級1組へ昇級。
3月15日
決勝戦で勝利し10戦全勝。C級2組を初参加で全勝と五段昇段、C級1組昇級は、中学生ではいずれも藤井が史上初となる記録です。
2月17日
一般棋戦優勝、全棋士参加棋戦優勝、六段昇段の3つの最年少(15歳6か月)記録を更新。
第11回朝日杯将棋オープン戦で優勝し、3つの最年少記録を更新しました。
中学生での六段昇段・一般棋戦優勝は、いずれも藤井が史上初。
5月18日
七段昇段の最年少(15歳9か月)記録を更新。
第31期竜王戦で4組への昇級を決めて、記録を更新。
1年間に3回昇段したのは、現行制度では藤井がただ一人です。
通算100局の最年少(16歳0か月)記録を更新。
この日の第77期順位戦C級1組の対局によって記録を更新するとともに、この時点で勝敗数(85勝15敗)と勝率(0.850)においても、中原誠十六世名人と並ぶ歴代1位を達成。
12月12日
通算100勝の最年少(16歳4か月)記録を更新。
第27期銀河戦で勝利して、永世称号獲得者・中学生棋士の中では、歴代最速・最高勝率で更新。
この年の活躍は、凄まじいですね。どこまで記録を更新するのか、楽しみでもあります。
2019年
2月16日
一般棋戦連覇の最年少(16歳6か月)記録を更新。
第12回朝日杯将棋オープン戦で優勝して2連覇を達成。
5月31日
竜王戦のランキング戦における3期連続優勝を果たす。
プロデビュー後の初参加からの3期連続優勝の達成は史上初の記録です。
2020年
6月8日
タイトル挑戦の最年少記録(17歳10か月20日)を更新。
第91期棋聖戦の6月4日の挑戦者決定戦で勝利し、6月8日に第91期棋聖戦第1局が行われたことにより、最年少記録を更新することになりました。
追記7月16日
第91期棋聖戦五番勝負の第4局で藤井聡太七段が勝利し、見事に「タイトル獲得最年少記録」(18歳6カ月)を30年ぶりに更新しました。おめでとうございます!
藤井聡太七段は、この7月の19日に18歳の誕生日を迎えます。
現在のところ「タイトル獲得最年少記録」は、1990年に屋敷伸之九段(48)が達成した18歳6カ月です。
今行われている第91期棋聖戦五番勝負の第4局で、2勝1敗の藤井聡太七段が勝てば、17歳11カ月で「タイトル獲得最年少記録」を更新します。同時に初のタイトル獲得となります。
追記7月20日
二冠保持と八段昇段を達成しました。
タイトル二冠保持最年少記録(21歳3カ月)を更新。
八段昇段の最年少記録(18歳3か月)を更新
最後に
記録更新!願ってまーす。
「藤井聡太の最年少の記録更新と歴代一覧」でした。
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました(感謝)
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