異常気象による予想外の自然災害が増えています。災害への備えは大丈夫ですか。改めて、冷蔵庫の停電時の対応や中の食材の保存時間、故障への保証はどうなるのかなどまとめてみました。2023年更新
冷蔵庫のコンセント・電源はどうすればいい
◆コンセントを抜き、電源を切っておくこと。
最近の製品によっては、冷蔵庫とエアコンはそのままでいいというものもある
ようですが、コンセントを抜いておくのが安全ですね。
コンセントを抜いておかないと、電気が復旧した時に大きな電流が一気に
流れて冷蔵庫がダメージを受ける事がありますので。
※避難を余儀なくされる場合は、ブレーカーのスイッチを切っておくことをおススメします。
⾷材は何時間くらい保てるの
冷えていた状態から停電になり、ドアの開閉がまったくない状態であれば「2〜3時間程度」冷気を保つことができます。
冷蔵庫も冷凍庫もなるべく開閉を少なくすることがポイント。
保冷剤は冷凍庫から冷蔵庫に移す事で食品の傷みを防ぐ事ができ、温度の上昇で冷蔵庫が故障することも防げます。
冷蔵庫のいちばん上の棚に保冷剤をいれておくと、冷気が下におりていくので、停電中に温度が上がるのを避けることができます。
停電中と復帰後
◆停電が長引く場合は
氷などが解けて外に流れ出す事があるので念のため、冷蔵庫の周りに
タオルを敷き詰めておくと安心ですね。
◆停電中は
・氷や保冷剤があれば、冷凍食品の周りにおいておけば、食品の温度上昇を
抑えることができます。
・冷蔵庫の温度上昇を少しでも抑えるために、ドアの開閉は控えること。
◆復帰後
・まずは、コンセントをさして正常に作動しているか確認した方が故障を
招かず安全です。
・電源が復旧しても庫内温度が上昇していますので。しばらくドアの開閉を
控えるのがおススメ。
・お使いの機種によって、停電により各設定(温度設定や製氷モードの設定など)
が変わる場合がありますので、設定が変わっていた場合は、ボタン操作で再設定
してください。
故障になった場合の保証
冷蔵庫の保証書には「食品の補償等、製品修理以外の責はご容赦ください」という記載がされていますので、冷蔵庫内の食材は保証の対象外ですね。
捨てるのが無難ですね。食中毒の危険があれば。
原因が落雷による被害であれば、火災保険での損害が補償可能。
一般的に「火災保険」は、「火災・落雷・破裂・爆発」による被害は基本補償に含まれていますので。
保険金請求の際は、冷蔵庫の「修理見積書」と併せて「落雷による損害である旨」を修理業者さんに証明してもらう必要があります。
「単に過電流が原因」だけでは、補償されない可能性もありますね。
まとめ
調べてみて分かったことは
災害などで停電の際は、冷蔵庫などの電化製品のコンセントは抜いておくこと。
やむなく避難する場合は、ブレーカーのスイッチを切っておくこと。
冷蔵庫の中の食材の保存の目安は、2~3時間であること。
停電による冷蔵庫など電化製品の故障への補償は、一般的に「火災保険」OK。
定期的な保険の内容は、見直しが肝心ですね。
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました(感謝)
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