温暖化の進み具合を分かりやすく伝えるためなのか、よく南極やグリーンランドの氷が減少している、氷床が融解ているとか、氷床という言葉をよく聞くようになりました。今回は、氷床の意味や正しい読み方調べてみました。
氷床とは
南極大陸はとても厚い氷に覆(おお)われています。氷の厚さは、平均(へいきん)2,500メートルもあります。このように、広い土地を覆(おお)う、厚い氷のことを氷床(ひょうしょう)といいます。
ちなみに、地球上に現存している氷床は、以下の2つだけです。
・南極大陸にある、南極氷床。
・グリーンランドにある、グリーンランド氷床。
読み方は
氷床の読み方は、(ひょうしょう)と読むんですね。
音読みするってことですかね。
・氷という字は
音読み ひょう。
訓読み こおり、ひ、こおる。
・床という字は
音読み しょう。
訓読み とこ、ゆか。
氷雨(ひさめ)、氷室(ひむろ)といった読み方もあるので、「ひしょう」と読むのかなとも思いました。
が、漢字熟語の読み方の基本は、音読みか訓読みのどちらかで読むものと習ったことを思い出しました。
ですが多くはありませんが、以下のような例外もあります。
・「縁側」「楽屋」「先手」のような「音・訓」の混じった読み方。
・「重箱」「組曲」「株式」「見本」のような「訓・音」の混じった読み方。
その意味は
氷床は、大陸氷河と呼ばれることもあり、 内陸高所から海岸へゆっくり移動し、末端で氷山をつくります。
氷床には海上に張り出して、浮かんでいる棚氷(たなごおり)を含める場合もあるようです。
まとめ
漢字の読み方は、いつも難儀しますが、「音読みか訓読みのどちらかで読むもの」だということを思い出して良かったです。今回の収穫です。
今後も、漢字の読み方については、その意味を知って正しい使い方ができるよう学習したいと思います。
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました(感謝)。
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