明治時代や昭和の時代は、色々な注目すべき出来事が多かったのか、その時代の人物やドラマなどでよく取り上げられて見聞きもしますが、なぜか「大正時代」、大正という元号は影が薄い感じがして、大正元号について調べてみました。2022年3月 更新
大正の元号の続いた年数
15年間 です。
大正元年7月30日から大正15年12月25日までの15年間続きました。
大正天皇の在位期間を表しています。
大正の元号は西暦で言えば何年から何年まで
1912年(大正元年)7月30日から
1926年(大正15年)12月25日までです。
大正は最も短い元号なのか?
大正元号が、最も短い元号かと思っていましたが・・・。
最も短かったのは「暦仁(りゃくじん)」という元号での2カ月と14日でした。
1238年12月30日から使われた鎌倉時代の四条天皇在位中の元号で
わずか2カ月と14日 でした。
明治以降の一世一元になってからは、「大正」が最も短い元号になっています。
元号のあれこれ
日本最初の元号は、645年「大化」。
明治以降、改元は天皇の即位に伴う「代始(だいはじめ)改元」となり、天皇一代に一つの元号が定められる「一世一元」の考え方が確立されました(旧皇室典範)
「大化」元年(645年)から平成31年(2019年)までに使われた元号は247。
平均して5年半に1度の間隔で改元が繰り返されてきたことになります。
ちなみに
歴代の元号の中で最も長く使われたのが「昭和」の62年。
次に「明治」(43年9カ月)
3番目が室町時代の「応永」(33年10カ月)と続き。
4番目に「平成」(30年3カ月)と続きます。
法律として定められたのは
1979年6月の元号法が成立したことによります。
1項「元号は、政令で定める」
2項「元号は、皇位の継承があった場合に限り改める」
わずか2項から成る短い法律によって、「一世一元」制の継続が明確に根拠付けられました。
まとめ
調べてみると、以下のように大きな出来事は起きているのですが、大正の名の付く「大正デモクラシー」以外の出来事は大正時代や大正元号となかなか結び付かないですね。こう感じるのは私だけかも・・・。
「大正デモクラシー」(1910年代から1920年代)
「第1次世界大戦」(1914年から1919年)
「米騒動」(1918年 大正7年)
「関東大震災」(1923年 大正12年)
やはり、15年という期間の短さの影響もあるのでしょうか?
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました(感謝)
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