血糖値コントロールのために食生活の見直しを進めており、今回は一味唐辛子の小さじ1は何グラムなのか、カプサイシンの摂取量とか、辛いという印象が強く、栄養についてはあまり知らないので調べてみました。
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一味唐辛子小さじ1のカロリーと栄養
粉の場合の栄養を表示しています。
粉唐辛子は、韓国料理に使われる粉末の唐辛子のこと。
カロリー 8kcal
たんぱく質 0.3g
脂質 0.2g
炭水化物 1.3g
糖質 1.5g
その他
ビタミン・ミネラルではビタミンEとビタミンB6の成分が多い。
上記は、粉の場合の栄養を表示しています。
出典元:日本食品標準成分表2015年版(七訂)
主成分の効果・効能
一味唐辛子の主要な成分は、辛味成分である「カプサイシン」です。
カプサイシン
カプサイシンには、代謝をよくして体を温める効果があります。
・体が温められると血管が拡張し、血行促進につながります。
・抜本的な冷え性改善、むくみ改善にもつながります。
・汗とともに油分も排出されて皮脂の分泌が調整され
肌をキレイにする効果も期待できます。
少量のカプサイシンは胃を刺激し、胃液や唾液の分泌を活発にしてくれます。
・この働きで食欲が増します。
ビタミン・ミネラル
ビタミンA、ビタミンE、ビタミンCも豊富に含まれています。
・これら成分には、活性化酸素の増加を抑える働き、抗酸化作用があります。
・ビタミンEは、たまった疲労物質の排出を促す効果があります。
食べ過ぎに注意
食べ過ぎると、体への負担がかかりますので、要注意ですね。
・食べ過ぎは胃腸の粘膜を傷つけて、下痢になる恐れもあります。
・唐辛子をたくさん食べると、舌どころか口全体が痛くなります。
・大量に摂取し続けていると、味覚がして麻痺してしまう可能性も。
・脂肪代謝などエネルギー代謝を促進するアドレナリンの分泌が
増え心拍数や血圧の上昇を招き、息切れを起こしやすくなります。
一味唐辛子小さじ1の重さ
重さ 2.5g
小さじ1=5cc(5ml)× 0.5 = 2.5gが粉唐辛子小さじ1に相当
粉唐辛子の比重は約0.5(つまり密度は約0.5g/cc(=0.5g/ml))
カプサイシンの1日の許容摂取量
カプサイシンの1日の摂取量は、以下の通りです。
・体重1kgに対して5mg
・体重60kgの人なら300mg
・鷹の爪1本(平均重量は約1 g)のカプサイシンが約1mg
参考資料:カプサイシンに関する情報:農林水産省
一味唐辛子の一振りは?
市販の「一味唐辛子」の最小の内容量は15g。原材料の鷹の爪は約15本分か。
小さじ1杯2.5gのカプサイシンの量は、約2.5mg
体重60kgの人の許容摂取量300mgなら、小さじ120杯、大さじならば40杯分になる計算
一振りと言っても、出口の形状は様々なので、小さじで計算してみましたが、一振りや二振りでは「カプサイシン」の許容量をオーバーすることはありませんね。
雑学編
・唐辛子は、ナス科の野菜です。
・収穫時期は青唐辛子は7~9月、赤唐辛子は8~10月頃です。
唐辛子には2種類あるんですね。
・辛みを感じる辛味種 鷹の爪やハバネロなど。
・辛味があまりない甘味種 ピーマンやシシトウなど。
ピーマンが唐辛子の1種とは知りませんでした。
まとめ
日常の食生活では、大量に消費することありませんので、カロリーはあまり気にしなくてもいいですね。「カプサイシン」の許容摂取量を超えることも、まずありませんね。
一味唐辛子の辛みの主成分である「カプサイシン」の効果・効能が凄いですね。知って驚きました。
夏バテで食欲がないときなど、「カプサイシン」の摂取で食欲を取り戻したいですね。
参考資料
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました(感謝)
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