正月の飾り付けでよく見かける千両と万両と南天。どれも赤い実をつけているので素人目には見分けがつきません。どうにも気なって調べて見ることに。
引用元:openmatome
実の付き方と数で見分ける
素人目に、一番分かりやすかったのは実の付き方と数でした。
千両 実が葉の上に固まって上向きに付きます。
万両 葉の下にサクランボのように2つセットで垂れ下がって
付いています。万両は千両よりも実の数が多いですね。
1両、百両もあるんですね、実の数が千両と比べても
グーンと少ないですね。
南天 実がブドウの房のように垂れ下がるのが特徴です。
葉の形と色で見分ける
葉の形と色からでも、見分けられます。
千両 縁がノコギリ状の大き目の緑色の葉をしています。
万両 縁がウェーブした小さ目の深緑色の葉です。
南天 流線型の赤から緑色の薄い葉をしています。
学術上の分類・特徴
千両 センリョウ科センリョウ属常緑低木。
東アジアから南アジアにかけて広く分布。
日本では西日本に自生する。
7月~8月中旬に白い花が開花。
赤く色ずくのは12月~翌年の1月です。
実が黄色の千両もあります。
万両 サクラソウ科ヤブコウジ属常緑低木。
東南アジアに広く分布。
日本では西日本に自生する。
7月に白い花を咲かせ、12月になると実が赤くなります。
実が白や黄色の万両もあります。
南天 メギ科ナンテン属の常緑低木。
中国原産。野生化したものが西日本に広く自生する。
6月~7月に白い花が咲き、11月~翌年2月頃に実を付ける。
白い実の白南天もあります。
3種類ともに「常緑低木」ですが、明確な基準はありません。
一般的には、樹高1m以下の木を指すそうです。
まとめ
花の少ない冬の時期に、鮮やかな赤い実を付ける3種類の木は、ほんと。見分けにくいと思っていました。
葉の形や色でも見分けられるそうですが、素人目には実の付き方と数の方が見分けやすいと思いました。
正月飾りの門松でもみかけたらば、目利きをしてみたいと思います。
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました(感謝)
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