昨年12月から4カ月ぶり。今年2023年の台風1号が発生しました。今年も発生順に台風の名前と日時や発生時の勢力などを随時更新していきたいと思います。名前の「付け方」と一覧表も添付しております。2023年12月28日 更新
◆今年の台風の特徴
・発生した台風の総数は17個。平年の25.1個を大幅に下回る。
・1951年の統計開始以降で2010年の14個、1998年の16個に次いで3番目に少ない。
・日本への接近数は平年の11.7個より少ない9個。
・上陸数は平年の3.0個より少ない1個でした。
・特に、台風シーズン9月の発生数は平年5.0個ですが今年は2個。1951年の統計開始以来、1951年、1973年、1983年に並び最も少なくなりました。
・台風の数は少なくても、900hPa以下の猛烈な台風が発生しているため要注意。
※出典元:日本気象協会
◆台風17号「ジェラワット」発生。名前の順番は8番目。
・12月17日(日)午前9時、ミンダナオ島の東で。約2カ月ぶりの発生。
マレーシアの命名で、「淡水魚の名前」の意味。
・発生時の勢力
中心気圧1002hPa 中心付近の最大風速18m/s
最大瞬間風速25m/s
今後は西よりに進み日本には影響なし。
※出典元:日本気象協会
◆台風16号「サンバ」発生。名前の順番は7番目。
・10月18日(水)午後3時、南シナ海で。
マカオの命名で、「マカオの名所」の意味。
・発生時の勢力
中心気圧1002hPa 中心付近の最大風速18m/s
最大瞬間風速25m/s
今後は北寄りに進む見込み。日本に影響なし。
※出典元:日本気象協会
◆台風15号「ボラヴェン」発生。名前の順番は6番目。
・10月7日(土)午後3時、トラック諸島の近海で。
ラオスの命名で、「高原の名前」の意。
・発生時の勢力
中心気圧1000hPa 中心付近の最大風速18m/s
最大瞬間風速25m/s
今後は発達しながら進路を北よりにかえて小笠原諸島に接近する見込み。
※出典元:日本気象協会
◆台風14号「コイヌ」発生。名前の順番は5番目。
9月はこれで2個目の台風です。平年の発生数5個より大分少ない。
・9月30日(土)午前3時、フィリピンの東の海上で。
日本の命名で、「こいぬ座」の意。
・発生時の勢力
中心気圧1000hPa 中心付近の最大風速18 m/s
最大瞬間風速25 m/s
今後、発達しながら西よりに進む見通し
※出典元:日本気象協会
◆台風13号「インニョン」発生。名前の順番は4番目。
・9月5日午後9時、沖縄の南で発生。
香港の命名で、カモの一種(オシドリ)の意。
・発生時の勢力
中心気圧1000hPa 中心付近の最大風速18 m/s
最大瞬間風速25 m/s
今後は、ゆっくりと北東に進み、週末八丈島から関東地方に接近の見込み。
※出典元:日本気象協会
◆台風12号「キロギー」発生。名前の順番は3番目。
・8月30日(水)午後9時、トラック諸島近海で。
北朝鮮の命名で、「雁」の意。
・発生時の勢力
中心気圧1000hPa 中心付近の最大風速18 m/s
最大瞬間風速25 m/s
今後、やや発達をしながら西よりに進み、来週初めには西日本に近づく恐れ。
※出典元:日本気象協会
◆台風11号「ハイクイ」発生。名前の順番は2番目。
8月としては5個目の台風となります。
・8月28日(月)午前9時、マリアナ諸島付近で。
中国の命名で、「イソギンチャク」の意。
・発生時の勢力
中心気圧996hPa 中心付近の最大風速18 m/s
最大瞬間風速25 m/s
今後西よりに進み、9月1日(金)頃には沖縄へ接近する見込み。
※出典元:日本気象協会
◆台風10号「ダムレイ」発生。名前の順番は1番目。名前の順番が一回り。
・8月25日(金)午前3時、南鳥島近海で。
カンボジアの命名で、「象」の意。
・発生時の勢力
中心気圧998hPa 中心付近の最大風速18 m/s
最大瞬間風速25 m/s
今後、南の海上を北上し、関東や北海道の太平洋側に近づく恐れあり。
※出典元:日本気象協会
◆台風9号「サオラー」発生。名前の順番は140番目。
・8月24日(木)午後3時、沖縄の南で。
ベトナムの命名で、ウシ科の「ベトナムレイヨウ」の意。
・発生時の勢力
中心気圧1002hPa 中心付近の最大風速18 m/s
最大瞬間風速25 m/s
今後、沖縄の南からフィリピンの東で停滞したり、複雑な動きを
する予想。
※出典元:日本気象協会
◆越境台風8号「ハリケーン・ドーラ」発生。名前の順番は適用外。
越境台風については越境前の名前がそのまま使用されます。
※越境台風とは、
「東経100度線から180度経線までの北半球に存在する場合に限られ
この域外で発生したハリケーンやサイクロンが域内に入った場合」の
台風のこと。
※「ハリケーン・ドーラ」は、180度経線(日付変更線)を東側から
西側に超えた台風。
・8月13日(日)午前9時、ミッドウェー諸島近海で。
・発生時の勢力
中心気圧985hPa 中心付近の最大風速35m/s
最大瞬間風速50m/s
ウェーク島近海を北よりに進む見込み
※出典元:日本気象協会、ウェザーニューズ
◆台風7号「ラン」発生。名前の順番は139番目。
・8月8日(火)午前9時、南鳥島近海で。
米国の命名で「嵐」の意。
・発生時の勢力
中心気圧1000hPa 中心付近の最大風速18 m/s
最大瞬間風速25 m/s
今後、発達しながら小笠原近海を進み、13日(日)には
本州の南海上まで北上してくる見通し。
◆台風6号「カーヌン」発生。名前の順番は138番目。
・7月28日(金)午前3時、フィリピンの東で。
タイの命名で「パラミツという果物の名前」の意。
・発生時の勢力
中心気圧1000hPa 中心付近の最大風速18 m/s
最大瞬間風速25 m/s
今後、フィリピンの東を発達しながら北西へ進む見通し。
※出典元:日本気象協会
◆台風5号「トクスリ」発生。名前の順番は137番目。
・7月21日(金)午前9時、フィリピンの東で。
韓国の命名で「わし(鷲)」の意。
・発生時の勢力
中心気圧1002hPa 中心付近の最大風速18 m/s
最大瞬間風速25 m/s
今後発達しながら西よりに進み、次第に北に
進路を変える見通。
※出典元:日本気象協会
◆台風4号「タリム」発生。名前の順番は136番目。
・7月15日(土)15時、南シナ海で。
フィリピンの命名で「鋭い刃先」の意。
・発生時の勢力
中心気圧994hPa 中心付近の最大風速18 m/s
最大瞬間風速25 m/s
今後発達をしながら、南シナ海を西よりに進み
ベトナムへ近づく見通し。
※出典元:日本気象協会
◆台風3号「グチョル」発生。名前の順番は135番目。
・6月6日(火)21時、フィリピンの東の海上で。
ミクロネシアの命名で(うこん)の意。
・発生時の勢力
中心気圧1002hPa 中心付近の最大風速18 m/s
最大瞬間風速25 m/s
現在、ほとんど停滞していますが、このあとゆっくりと
北上しながら発達して暴風域を伴う見込み。
※出典元:日本気象協会
◆台風2号「マーワー」発生。名前の順番は134番目。
・5月20日(木)15時、カロリン諸島の海上で。
マレーシアの命名で(ばら)の意。
・発生時の勢力
中心気圧1000 hPa 中心付近の最大風速18 m/s
最大瞬間風速25 m/s
今後は、発達しながら北寄りに進む見込みです。
気象庁は付近を通る船舶は警戒するよう呼びかけています。
※出典元:日本気象協会
◆台風1号「サンヴー」発生。名前の順番は133番目。
・4月20日(木)15時、マーシャル諸島で。
マカオの命名で(サンゴ)の意。
・発生時の勢力
中心気圧1002hPa 中心付近の最大風速18 m/s
最大瞬間風速25 m/s
今後は、西よりに進み、日本への影響なし。
※出典元:日本気象協会
発生日時の遅い記録に並ぶかと思われましたが、記録にならばず。
最も遅い台風1号の発生日時ベストテン
順位 | 台風 | 国際名 | 発生日時 |
---|---|---|---|
1 | 平成10年台風第1号 | Nichole | 1998年7月9日 15時 |
2 | 平成28年台風第1号 | Nepartak | 2016年7月3日 9時 |
3 | 昭和48年台風第1号 | Wilda | 1973年7月2日 3時 |
4 | 昭和58年台風第1号 | Sarah | 1983年6月25日 15時 |
5 | 昭和27年台風第1号 | Charlotte | 1952年6月10日 3時 |
6 | 昭和59年台風第1号 | Vernon | 1984年6月9日 15時 |
7 | 昭和39年台風第1号 | Tess | 1964年5月15日 15時 |
8 | 令和2年台風第1号 | Vongfong | 2020年5月12日 21時 |
9 | 平成13年台風第1号 | Cimaron | 2001年5月11日 9時 |
10 | 平成18年台風第1号 | Chanchu | 2006年5月9日 21時 |
出典元:ウィキ
台風2022年の記録
台風2021年の記録
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