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じゃがいも王国!知られざる品種の秘密

私たちの食卓に欠かせない存在であるじゃがいも。しかし、スーパーの陳列棚に並ぶ様々な種類のじゃがいもを前に、戸惑いを感じたことはありませんか?本記事では、じゃがいもの世界に潜む知られざる秘密を紐解き、各品種の特徴と魅力を探っていきます。

 

 

ばれいしょの謎:その起源と意味

まず、「ばれいしょ」という言葉について触れてみましょう。実は、この「ばれいしょ」という呼び名には興味深い歴史があります。

「ばれいしょ」は、じゃがいもの総称として広く使われていますが、その語源は意外なところにあります。この言葉は中国から伝わってきたもので、元々は中国のマメ科植物であるホドイモを指していました。しかし、江戸時代末期に、ある学者が「ばれいしょ=じゃがいも」と発表したことで、現在のように使われるようになったのです。

じゃがいも自体は、1600年頃にオランダ人によって日本に持ち込まれました。当初は「ジャガタライモ」と呼ばれていましたが、徐々に短縮されて「じゃがいも」という名前が定着しました。

 

じゃがいも品種の王国:個性豊かな4つの主役

それでは、日本で広く栽培されている主要なじゃがいも品種を見ていきましょう。それぞれに個性があり、用途によって使い分けることで、料理の味わいを最大限に引き出すことができます。

1. メークイン:滑らかな舞姫

メークインは、大正時代に日本に導入されたイギリス原産のじゃがいもです。その名前の由来は、英語の「May Queen(五月の女王)」から来ています。

◆特徴
 ・形状:滑らかな長楕円形
 ・表面:非常に滑らかで皮むきが容易
 ・食感:粘りがあり、滑らか
 ・味わい:甘味が強い
 ・色:男爵芋に比べて黄色みがかっている

メークインは特に煮物に適しており、煮崩れしにくいのが特長です。その滑らかな食感と甘みは、肉じゃがやポトフなどの煮込み料理で存分に楽しむことができます。

2. 男爵芋:ホクホク系の貴公子

男爵芋は、アメリカ原産の「アイリッシュ・コブラー」品種が日本で栽培されたものです。その名前の由来は、この品種を日本に持ち込んだ川田龍吉男爵にちなんでいます。

◆特徴
 ・形状:丸くてゴツゴツしている
 ・表面:皮が剥きにくい
 ・食感:ホクホクとした口当たり
 ・用途:じゃがバター、マッシュポテト、コロッケに最適

男爵芋は、そのホクホクとした食感から、単品で楽しむ料理に向いています。じゃがバターやフライトポテトにすると、その美味しさが際立ちます。また、マッシュポテトにすると、なめらかでクリーミーな口当たりを楽しめます。

3. キタアカリ:黄金の輝き

キタアカリは、北海道の試験場で「男爵芋」と「ツニカ」の品種を交配して誕生した、比較的新しい品種です。その鮮やかな黄色い肉質から、「栗じゃがいも」や「黄金男爵」とも呼ばれています。

◆特徴
 ・外観:男爵芋に似ているが、より黄色い
 ・食感:蒸すとホクホクとした口当たり
 ・味わい:甘みが強い
 ・用途:じゃがバター、フライドポテトに最適
 ・注意点:煮物には向かない

キタアカリは、その鮮やかな黄色と甘みを活かした料理に向いています。特に蒸したり焼いたりすると、そのホクホクとした食感と甘みが際立ちます。ただし、煮物には向かないので、調理方法には注意が必要です。

4. インカのめざめ:アンデスの贈り物

インカのめざめは、アンデス地方の在来種とアメリカの品種を交配して生まれた、比較的新しい品種です。その名前は、アンデスの古代文化にちなんでいます。

◆特徴
 ・形状:やや細長い
 ・肉質:濃い黄色
 ・食感:粘り気が強い
 ・用途:カレー、シチューなどの煮込み料理に最適
 ・見た目:鮮やかな色合いで料理を華やかに彩る

インカのめざめは、その粘り気の強さから、カレーやシチューなどの煮込み料理に非常に適しています。また、その鮮やかな黄色は、サラダやお弁当の彩りとしても重宝します。

 

まとめ:じゃがいも選びの新たな視点

じゃがいもは、一見すると似たような野菜に見えますが、実は品種によって大きく特徴が異なります。料理の目的や好みに合わせて品種を選ぶことで、より美味しく、より楽しい食卓を演出することができます。

 ・メークイン:煮物や煮込み料理に最適
 ・男爵芋:ホクホク系の料理やフライに向いている
 ・キタアカリ:焼き芋やフライドポテトで甘みを楽しむ
 ・インカのめざめ:カレーやシチュー、彩りのあるサラダに使用

これらの知識を活かして、次回じゃがいもを購入する際は、レシピに合わせて最適な品種を選んでみてはいかがでしょうか。きっと、今までとは一味違うじゃがいも料理の世界が広がることでしょう。

じゃがいも王国の扉を開け、あなたの好みの品種を見つけ出してください。そして、その魅力を存分に引き出す料理で、家族や友人を驚かせてみてはいかがでしょうか。じゃがいもの奥深さを知れば知るほど、食卓がより豊かになることは間違いありません。

 

本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。(感謝)

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