朝、念入りにメイクをしたのに、マスクを外した瞬間の崩れた化粧に愕然としたことはありませんか?私も何度もその経験があります。特に花粉症シーズンは、マスクと涙と鼻水の三重苦で、午前中に仕上げたメイクが午後には見る影もなくなっていることも…。
マスク生活がすっかり定着した今、顔の半分が隠れる状況でも美しく見せるメイク術が必要になっています。私自身、試行錯誤の末に気づいたのは、「見える部分」にこだわることの大切さ。特に目元は、マスクをしていても感情や印象を伝える重要なパーツなんです。
マスク時代に変わったメイクの常識
コロナ禍以前は、リップメイクや頬の血色感が印象を左右していました。でも今は違います。マスクをしていても見える「目元」が、あなたの第一印象を決める最重要パーツになっているのです。
化粧崩れの悩みを抱えながらも、「それでも素敵に見られたい」という気持ちは、マスクをする全ての女性に共通しているはず。目元メイクを工夫するだけで、マスク越しでも「美人だな」と思われる可能性がグッと高まります。
目元で魅せるための3つのポイント
1. アイブロウは顔の印象を決める主役
マスク着用時、実は最も印象を左右するのは眉毛なんです。ある化粧品メーカーの調査によると、マスク着用時に「眉の形が整っている人」は、そうでない人に比べて第一印象の好感度が42%も高かったそうです。
私も眉毛のメイクを丁寧にするようになってから、「顔が明るく見える」と言われる機会が増えました。眉頭はふんわりと、眉山から眉尾にかけてはしっかりと描くことで、表情が豊かに見えるんですよ。
2. アイシャドウで立体感を出す
平面的に見えがちなマスクメイク。そこで重要なのが、アイシャドウによる立体感です。
私のおすすめは、2〜3色のグラデーション。
明るいベージュ系をアイホール全体に、少し暗めの色を二重のラインに沿って。さらに目尻に一番暗い色を入れることで、奥行きが生まれます。マットタイプよりも、ほんのり光沢のあるタイプのほうが目元に輝きを与えてくれますよ。
3. マスカラとアイラインで目力アップ
「目力」という言葉があるように、目の印象は瞳の存在感で決まります。マスカラは下まつげもしっかりと。特にビューラーでまつげを上げることは、目を大きく見せる基本中の基本です。
アイラインは、がっつり引くよりも、まつげの隙間を埋めるように細く引くのがポイント。自然な目力アップが叶います。職場でも浮かないナチュラルな仕上がりになりますよ。
実践してわかった!失敗しないテクニック
理論はわかっていても、実践で失敗することってありますよね。私も最初は「濃くしないと効果がない」と思い込んで、怖いくらいの目元メイクをしてしまった時期がありました(笑)。
メイクアップアーティストの友人に教えてもらったのは、「遠目で見たときの印象」の大切さ。鏡に近づきすぎてメイクすると、細かい部分が気になりすぎて濃くなりがち。一歩下がって見る習慣をつけると、バランスの良いメイクができるようになりました。
また、花粉症シーズンは特に、ウォータープルーフタイプの製品を選ぶことをおすすめします。涙でメイクが流れることを防げますし、マスクによる蒸れにも強いんです。
毎日実践して気づいた変化
目元メイクを意識するようになって、不思議なことに自分に自信が持てるようになりました。マスクを着けていても「目元だけでも綺麗にしよう」という意識が、全体的な立ち振る舞いや姿勢にも良い影響を与えています。
同僚からも「最近、雰囲気が変わった?」と言われることが増え、単なるメイクの変化以上の効果を感じています。マスクを外す日が来ても、この「目元美人」の習慣は続けていきたいですね。
あなたも明日から、鏡を見るときに少し離れて立ち、目元に少しだけ時間をかけてみてください。きっと新しい自分との出会いがあるはずです。マスク生活だからこそ、見える部分で自分らしさを表現していきましょう!
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。(感謝)
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