この記事は、シリーズ記事として「シャウエッセン1本のカロリー」記事を補完する内容になっています。
私自身も糖尿病で血糖値が気になりますが、シャウエッセンは上手に取り入れることで食事の幅を広げてくれる心強い味方です。今回は糖尿病患者がシャウエッセンを賢く活用するための具体的なポイントをご紹介します。
血糖値への影響とGI値について
シャウエッセンは1本あたりの糖質量が約0.6gと少ないため、単体で食べる場合は血糖値への影響が比較的小さいと考えられます。
私が実際に自己測定したところ、シャウエッセン2本を食べた後の血糖値上昇は約15mg/dL程度でした。これは個人差がありますので、必ずご自身の反応を確認してください。
理論的には、シャウエッセンのGI値(血糖値の上昇速度を示す指標)は低めと推測されます。
その理由は
- 糖質量が少ない
- たんぱく質と脂質が比較的多い(糖質の吸収を遅らせる効果がある)
- 食物繊維はほとんど含まれていない
食べ方のポイント
1. 食べ合わせを工夫する
シャウエッセン自体は低糖質ですが、一緒に食べる食品によって血糖値への影響が大きく変わります。
◆良い組み合わせ
- 低GI野菜(レタス、キュウリ、トマトなど)
- 全粒粉パン
- アボカド
- チーズ(少量)
◆注意が必要な組み合わせ
- 白パン、菓子パン
- 白米
- じゃがいも
- 果物ジュース
実例:朝食にシャウエッセン2本と全粒粉パン1枚、サラダを組み合わせると、食後血糖値の上昇が緩やかになります。
2. 調理法の工夫
シャウエッセンは調理方法によっても栄養価やカロリーが変わります。
◆おすすめの調理法
- フライパンで焼く際は油を使わずに自身の脂で調理
- 電子レンジで加熱(余分な脂が出るので、キッチンペーパーで拭き取る)
- 湯煎(ボイル)調理(余分な脂が出るため、カロリーダウン)
◆避けたい調理法
- バター、マーガリンを使った調理
- 揚げ物との組み合わせ
3. 食べるタイミングを考える
シャウエッセンは低血糖対策や運動前の補食としても活用できます。
- 運動前:長時間の運動前に低血糖予防として1〜2本
- 低血糖時:緊急時の補食として(糖質と脂質のバランスにより、緩やかな血糖上昇が期待できる)
- 間食として:おやつ代わりに1本(満足感があり、血糖値への影響も少ない)
血糖値セルフモニタリングのすすめ
新しい食品を取り入れる際は、必ず自分の血糖値への影響を確認することが大切です。
◆チェックポイント
- 食前の血糖値を測定
- シャウエッセンを食べる(条件を揃えるため、同じ時間帯に同じ量を)
- 食後30分、1時間、2時間後の血糖値を測定
- 記録をつけて、自分の体への影響を把握
私の場合は、シャウエッセン2本の摂取で食後1時間値が約15mg/dL上昇し、2時間後にはほぼ食前値に戻りました。
1日の食事計画における位置づけ
シャウエッセンを食事計画に組み込む際のポイントをご紹介します。
◆朝食の例
- シャウエッセン2本(約127kcal、糖質1.2g)
- 全粒粉パン1枚(約120kcal、糖質15g)
- サラダ(約30kcal、糖質3g)
- ゆで卵1個(約80kcal、糖質0.5g) → 合計: 約357kcal、糖質約19.7g
◆間食の例
- シャウエッセン1本(約63.4kcal、糖質0.6g)
- ミニトマト3個(約15kcal、糖質3g) → 合計: 約78.4kcal、糖質約3.6g
まとめ
シャウエッセンは糖質が少なく、適切に活用すれば糖尿病患者の食事の幅を広げてくれる心強い味方です。食べ合わせや調理法を工夫し、自分の血糖値への影響を確認しながら上手に取り入れていきたいですね。
次回の記事では、シャウエッセンに含まれる添加物と健康への影響について詳しく紹介します。
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。(感謝)