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「水うちわ」って?歴史といわれや使い方・作り方や値段について

この時期は「水うちわ」の製作が最盛期だそうです。うちわは、節電にもなるし、体にも優しい、エコ商品。毎年夏は、でるだけクーラーを避けて、うちわを活用するようにしていますが、「水うちわ」は初耳だったのでちょっと調べてみました。

 

「水うちわ」の歴史

「水うちわ」は岐阜県岐阜市の特産品で、伝統工芸の一つであり、岐阜うちわ(ぎふうちわ)ともいわれています。

 

歴史は古く、室町時代の書物には「水うちわ」の記述があるそうです。

長良川鵜飼の観光客用の土産品として作り始めたのが、起源といわれているそうな。

岐阜は盆地で、良質の竹が豊富にあったことと、奥美濃の美濃和紙とがであって「水うちわ」作りが定着したようです。

 

現在の岐阜うちわは、明治時代中頃に京都深草より暖簾分けにて生産を始めた「住井冨次郎商店」のうちわです。

住井冨次郎商店が岐阜で残る唯一の手作りうちわ、岐阜うちわの専業店だそうです。

1992年(平成4年)3月30日に岐阜県郷土工芸品に指定されています。

 

 

「水うちわ」のいわれ

水うちわは見た目が透けていることと、昔は水につけて、気化熱で涼むという方法で涼をとったことから「水うちわ」と呼ばれるようになったそうです。


使われている和紙も、雁皮(ガンピ)紙という「美濃手漉き和紙」 で、和紙で一般的に使われる「楮(コウゾ)」よりも、繊維が細く透明感のある和紙なんだそうです。

また、水に濡れても破れない強さを出すために、天然のニスが塗られています。 


天然のニスは「世界的に有名なバイオリンや身近なマーブルチョコレートなどの表面にも塗ら れているものと同じもので、美味しくはないですが、口に入れても安全なものなの」だそうです。

 

 

「水うちわ」の使い方

使い方は簡単で、冷たい水に浸して仰ぐだけ。もちろん、普通のうちわとしても使えます。

ただ、ニスで仕上げてありますが、何度も水につけると表面が白濁するそうなので、勿体ない気もしますね。

 

うちわで扇いだ時の風速は2mと言われ、風速1mで人の体感温度は約1度ほど下がるそうなので、水うちわを使うと気化熱との相乗効果で一層涼しくなりそうです。


氷うちわ」というのもあって,ステンレス製の「水うちわ」です。

・水に付けて、冷凍庫で20~30分凍らすだけでOK。

・「水うちわ」よりも気化熱との相乗効果がいいと、と話題のようです。

・また、アロマオイルを入れる事も出来る機能付きなので、

 涼感も一層感じられるかも・・・。

 


値段と作り方

〇値段

「住井冨次郎商店」では、水うちわは一本3400円から販売されています。

ネット価格で5000円くらいから販売されています。

〇作り方

 詳しくはこちらをご覧ください。

 

 

「水うちわ」のまとめ

先人の生活の知恵ですね。すばらしい!

「扇いだ時の水しぶきを楽しむ風流な遊びも味わえ」るかも・・・。


今年の夏も、熱中症に気をつけるとともに、クーラー病にも気をつけて、こまめな水分補給と、できるだけ自然の涼で暑さを乗り越えるため「うちわ」も多いに活用したいと思ってまーす。

 

本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。

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