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栄養成分の非公表が許される食品の理由と条件及び知る方法

食品の栄養成分表示は、消費者が食品を選ぶ際に栄養価を判断する重要な情報です。しかし、一部の食品では栄養成分が非公表とされています。これはなぜでしょうか?気になって調べてみました。

 

栄養成分表示が義務付けられている食品

食品表示法に基づき、以下の食品は栄養成分表示が義務付けられています。

 

 ・加工食品(飲料、レトルト食品、菓子類など)

 ・添加物、栄養機能食品

 ・酒類(一部を除く)

 

これらの食品は、パッケージに以下の項目の表示を義務付けられています。

 

 ・名称

 ・原材料名

 ・内容量

 ・賞味期限

 ・保存方法

 ・製造者・販売者名

 ・食品添加物

 ・栄養成分

   エネルギー

   たんぱく質

   脂質

   炭水化物

   ナトリウム

 

 

栄養成分表示が義務付けられていない食品

一方、以下の条件を満たす加工食品については、栄養成分の表示が免除されます。

 

 ・生鮮食品(野菜、果物、肉類、魚介類など)

 ・外食(レストラン、食堂など)

 ・一包装当たりの内容量が10g未満の加工食品

   調味料、香辛料、菓子類など

 ・原材料が5種類以下の加工食品

 ・栄養成分の含量が極めて少ないと認められる加工食品

   飲料、茶類、コーヒー類など

 ・酒類

 ・加工食品であっても、販売量が年間1トン未満のもの

 

 

非公表が許される理由

◆生鮮食品

収穫時期や産地によって栄養成分が大きく変動するため、正確な表示が困難

個体差が大きいため、個別に分析するのは非効率

消費者が栄養成分よりも鮮度や味を重視する傾向がある 

 

 ◆外食

提供する料理の種類や量が多いため、個別に分析するのは非効率。

調理方法によって栄養成分が変化するため、正確な表示が困難。

顧客のニーズに合わせて調理内容を調整するため、事前に栄養成分を確定することが難しい。

 

◆販売量が年間1トン未満の加工食品

小規模事業者にとって、分析コストや表示コストの負担が大きい。

消費者が栄養成分よりも価格や味を重視する傾向がある。

 

 

非公表の例外:特定原材料表示義務

栄養成分表示が義務付けられていない食品であっても、以下の特定原材料7品目については表示が義務付けられています。

   ・卵

   ・乳

   ・小麦

   ・えび

   ・かに

   ・そば

   ・落花生

これらの原材料は、アレルギーを引き起こしやすいことが知られており、消費者の健康を守るために表示が義務付けられています。

 

 

非公表の食品の栄養成分を知る方法

非公表の食品の栄養成分を知るには、以下の方法があります。

 

◆食品メーカーに問い合わせる

 メーカーのホームページに情報が掲載されている場合もあります。

 電話やメールで問い合わせることも可能です。

 

◆栄養成分データベースを利用する

 政府や民間が提供しているデータベースで、多くの食品の栄養成分情報を確認するこ

 ともできます。

 

 

栄養成分非公表の食品の選び方

栄養成分非公表の食品を選ぶ場合は、以下の点に注意したいですね。

 

 ・信頼できるメーカーのものを選ぶ

 ・原材料を確認する

 ・添加物の使用量を確認する

 ・味や食感などの情報も参考に選ぶ

 

 

栄養成分非公表の食品の注意点

栄養成分非公表の食品は、栄養バランスが偏らないように以下の点に注意する必要がありそうです。

 

 ・他の食品と組み合わせて食べる

 ・食品成分表を活用する

 ・必要に応じて、栄養士などの専門家に相談する

 

 

 

まとめ

栄養成分の非公表は、一定の条件を満たす場合に限り許されます。非公表にする場合には、消費者への情報提供が重要だと思います。

特に気になったのは、公式サイトに「問い合わせ窓口」を設置されている企業の対応。問い合わせすれば教えてはくれますが、公表しないようにお願いされます。これでは公表されているとは言えないのではないでしょうかね。

せめて公式サイトには、公表して欲しいですね。改善されることを望みます。健康にかかわることですからね。

参考サイト

 食品表示法

 消費者庁

 食品表示に関するQ&A

 食品成分データベース

 

本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。

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