先日、知り合いから自家製の「黒にんにく」を頂きました。「にんにく」と言えばスタミナ源!くらいの知識しかありませんでした。この機会に、「黒にんにく」と「にんにく」の違いから元気の源を調べてみました。
カロリーや糖質で比較(100gあたり)
黒にんにく にんにく
・カロリー 174kcal 136kcal
・水分 53.6g 63.9g
・タンパク質 8.3g 6.4g
・脂質 0.3g 0.9g
・炭水化物 36.2g 27.5g
糖質 32.9g 21.3g
・食物繊維 3.3g 6.2g
黒にんにくは、通常の白いにんにくを高温高湿で1ヶ月間ほど熟成したものですが、発酵で水分は減少し、栄養は濃縮され、カロリーと糖質は大きく増えています。
特筆すべきは、熟成することでにんにくと比べて
抗酸化作用の強い「ポリフェノール」や「S-アリル-L-システイン」「アルギニン」などの栄養成分が飛躍的に増加することですね。
以下、効能・効果を知れば納得ですね。
効能・効果
〇「ポリフェノール」
老化現象の元と云われる活性酸素を除去する大事な栄養成分。
〇「S-アリル-L-システイン」
強い抗酸化作用があり、老化現象を引き起こす活性酸素と腸内の悪玉コレステロールが結びつくのを防ぎます。 活性酸素が増えることによるシワなどの肌老化や動脈硬化、糖尿病などを防ぐのに有効です。
〇「アルギニン」
老化抑制、免疫力の向上などの効果があり、疲労回復や体力回復、精力の増強が期待できます。
〇発酵で生まれる「植物性乳酸菌」
腸内まで生きて届き、善玉菌を増やして腸の機能を高める効果も期待できます。
※成分の詳細に興味のある方はこちらへ
その他の豆知識
特徴
においがなくて食べやすい。
手軽にそのまま食べられる。
甘くて柔らかい食感。
食べ方
通常1日に1片~3片くらいが目安。
食べすぎると、腸内環境を悪化させることで腹痛や下痢、便秘などを引き起こす恐れがあります。
保存方法
賞味期限は常温で6ヶ月です。
風通しの良い湿気の少ない冷暗所または冷蔵庫で、新聞紙に包んで 保存。
作り方
炊飯器でも簡単にできるそうです。
参考に、https://cookpad.com/recipe/3321382
まとめ
調べて驚きました。黒にんにくの優れた栄養成分の豊富さに。
日常生活での疲労回復や体力回復のみならず、老化抑制にも効果が期待できるとは。
血糖値をコントロールする身には糖尿病予防にも効果があるというのは、気に入りました。
手軽に、そのまま食べることができるのでいいですね。
黒にんにくを食べない手はないですね。
参考資料
2015年日本食品標準成分表
https://www.e-ninniku.com/howto_kuro
https://www.holonic.info/user_data/faq.php
https://www.mothers-warmth.com/company
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました(感謝)
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