今回は、少量で効率よく「タンパク質」を摂取できる食材はないかと思い、湯葉の栄養価や食べ方、作り方などを調べてみました。2023年6月更新
湯葉とは
湯葉とは、豆乳を煮たて、その表面にできる薄皮をすくいとったもので、生ゆばと乾燥させたものとがあります。
栄養成分をみていきましょう。
湯葉のカロリーと糖質(100gあたり)
生 乾燥
湯葉のカロリーと糖質
生 乾燥
・カロリー 231kcal 530kcal
・たんぱく質 21.8g 50.4g
・脂質 13.7g 32.1g
・炭水化物 4.1g 7.2g
・食物繊維 0.8g 3.0g
糖質 3.3g 4.2g
・食塩相当量 0 0
その他栄養成分では、特にモリブデンと銅の成分が多い。
水分が減少している分栄養が凝縮しているので、乾燥湯葉の方が糖質は低めですが、カロリーとタンパク質や脂質は高いですね。
乾燥ゆばなら50gでも生ゆば以上のカロリーが摂取できますね。
生湯葉のカロリーや栄養価を他の大豆製品と比較
カロリー 脂質 たんぱく質
・生湯葉 231kcal 13.7g 21.8g
・厚揚げ 150kcal 11.3g 10.7g
・おから 111kcal 3.6g 6.1g
・木綿豆腐 72kcal 4.2g 6.6g
・絹ごし豆腐 56kcal 3.0g 4.9g
上記の数値は、100gあたりのカロリーや栄養価を比較したものです。
生湯葉はどの数値でも、豆腐よりも5倍近く高いです。
油で揚げた厚揚げよりも高いのは意外でしたね。
たんぱく質の1日当たりの摂取推奨量は男性で60~65g、女性が50gといわれていますので、湯葉ですと1食100gで2食すれば、おおかた1日の摂取量を摂ることができますね。
ゆばの効果・効能
主要な栄養素たんぱく質は、体の組織を作るのには欠かせない栄養素。
モリブデンは、種々の酵素の働きを活性化させる役割があり、貧血を予防する効果があります。(占部大観堂製薬)
銅は、「たんぱく質と結合し、広範な生体内反応の触媒作用の役割を担っています 。銅は鉄とともに造血機能にも関わっています」(健康の有効性情報)
食べ方
・生湯葉は刺身で食するのがおすすめです。
わさび醤油または⽣姜醤油で食するのが定番。
・乾燥湯葉は煮物や鍋などの具材として使うレシピが多いですね。
まとめ
高齢になってくると、体を組織を作る「タンパク質」をしっかり摂取することが大事だと言われています。単品で「タンパク質」しっかり摂れる「ゆば」は便利だと思いました。
糖質量が少ないのも糖尿病者にとっては、魅力的な食材だと思います。
生湯葉を食べたい場合には、家庭で作りたいと思います。
参考資料:2015年食品成分表
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました(感謝)
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