「直射日光を避けて冷暗所で保存」と、食品によく保存方法が表記されていますが、ついつい冷蔵庫に入れておけば大丈夫だろうと思って「冷凍保存」の食品以外は、何でもかんでも冷蔵庫に入れてしまうのだが・・・。冷蔵庫で保存してはダメなのか、冷暗所ってそもそもどこなのか、気になって調べてみました。
そもそも冷暗所ってどこ?
冷暗所とは、室内で温度が低く一定に保たれ、直射日光が当たらない場所のことで、1℃~15℃が最適な温度と定められています。(日本工業規格)
そこで、台所周りと冷蔵庫の温度を調べてみると
・高温 25~30℃ 夏の台所の温度
・常温 15~20℃ 春・秋の台所の温度
・野菜室7~10℃(標準)
・冷蔵 0~10℃
・冷凍 -18℃以下
家の中で最適な場所は、「冷蔵庫の野菜室」でした。
冷蔵庫で保存してはダメなもの
ついでに、冷蔵庫で保存してはダメなものも調べちゃいました。
◆マヨネーズ
マヨネーズは、温度が高すぎても、低すぎても主成分が分離して美味しいさ、風味がそこなわれるそうです。
最適な保存場所は、「野菜室」がオススメだそうですよ。
◆バター
冷蔵庫だとまわりのニオイを吸収し、2週間ほどでイヤなニオイを発するようになるので、常温保存がよりマシだそうです。
すぐに使い切らない場合は、冷凍庫に保存するのがベスト。
◆ハーブ類
熱帯地方原産が多いハーブ類は、寒さに弱いので冷蔵庫での保存は避けるのがベスト。
◆ハチミツ
冷蔵庫での保存は結晶化してしまうので、常温で保存がベスト。
メープルシロップの場合は、室温だとシロップが蒸発して結晶化してしまうので、開封後は冷蔵庫か冷凍庫に。
家庭用の冷凍庫なら凍らないそうです。
◆チョコレート
冷えてる方がパリッとして食感がいいので冷蔵庫にいれてますが、表面が白い粉を吹いたようになってしまうそうです。
しかし少々風味が落ちても、食感を楽しみたい方は「冷蔵庫」保存がおすすめです。
◆コーヒー
冷蔵庫に保存するのは、風味と香りが抜けてしまうそうです。
また、コーヒーは他の食品のニオイを吸収しやすいので、冷蔵庫保存は避けるのがベスト。
◆パン
翌日までに食べ終わる場合は、常温で保存するのが最適です。
冷蔵庫に保管すると、早くパサパサになるほかカビも生えやすくなるそうです。
しかし、保存期間が長くなる場合は、冷蔵や冷凍での保存が適しています。
最後に
冷暗所保存は、「野菜室」ですね。
根菜類の大根、にんじん、じゃがいも、さつまいもなども冷暗所保存がおすすめです。
食は体をつくる基本だから、食べ物を美味しくいただくためにも無駄にしないようにしないといけませんね。
そのためにも、食べ物の保存方法については、今後とも気を配って、最適な方法を勉強しながら実行したいと思いました。
連れ合いがいなくなっても大丈夫なように、今からコツコツと努力します。
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。
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