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ゲリラ豪雨とは?発生時期や時間帯と何分くらいで収まるのか知っとこ!

これから梅雨や台風シーズンに向かうにあたり、備えよろしく「ゲリラ豪雨」について発生時期、時間帯、続く時間や遭遇した場合の対処法などまとめてみました。

2023年9月 更新

 

    

        雲行きが怪しい・雨雲  

       

 

 

ゲリラ豪雨とは

 約 10~数十km2範囲の狭い地域に,時間雨量が 50mmをこえるような豪雨が短時間に降る現象。集中豪雨の一形態

ゲリラ豪雨とは - コトバンク

 

マスコミや一部の気象会社が作った用語で、局地的な大雨を軍事作戦における奇襲戦法であるゲリラ戦に例えた言葉として知られています。

 

気象庁ではゲリラ豪雨という言葉は使っておらず、「局地的大雨」とか「集中豪雨」という言葉を使っています。

 

 

ゲリラ豪雨の発生時期は

過去のデータを見ると7月から9月にかけて多発しています。

8月上旬に最も多く発生していることが分かります。

ウェザーニューズ

 

ゲリラ豪雨の発生時期は、その仕組みから見てみると良く分かります。

ゲリラ豪雨は、夏の時期に多く発生する積乱雲が原因だからです。

・地上付近の空気が温かく湿っている場合

・上空に寒気が入り込んだ場合

 

暖められた空気が上昇して積乱雲が生まれ、大粒の雨を降らせます。

 

近年では、温暖化の影響で夏の気温が年々高くなっており、日中に暖められ続けた地表付近の空気と、上空の空気の温度差が大きくなるため、より大きな積乱雲が発生しやすくなっています。

発生回数から見てみると

全国の1時間降水量50mm以上の年間発生回数は増加しています。

統計期間1976~2020年で10年あたり29.2回の増加

1時間の降水量で見てみると

1998年~2007年の10年と20年前(1976年~1987年) を比較すると

1時間に50mmの大雨は、約1.5倍

1時間に80mmの大雨は、約1.8倍

1時間に100mmの大雨は、約2.1倍

以上のように、近年では降水量がますます増えてきているのが分かります。

まさに、豪雨!

近年、ゲリラ豪雨の発生が増加した背景には、地球温暖化やヒートアイランド現象などがあるように思います。

豪雨の体感はこちらで味わって見てください。

1時間に雨量120ミリって!例えばどんな強さ?歴代ベスト3も

 

 

ゲリラ豪雨の発生の時間帯

午後3時頃~午後5時頃にかけての発生が多いですね。

ゲリラ豪雨が起きる時間帯は、発生する仕組みから考えてのこと。

上昇した水蒸気が積乱雲となり、雨粒となって、上空数キロメートルから地上に落ちてくるのに時間がかかるからです。

 

 

ゲリラ豪雨は何分くらいで収まるの

ゲリラ豪雨に遭遇した場合に、何分くらいで収まるのか、その目安を知っておけば心にゆとりを持って対応できると思います。

◆1つの積乱雲で見た場合

積乱雲の寿命はおおよそ1時間、雨を降らせる時間はその半分程度です。

水蒸気が凝結して、雲粒から雨粒にまで成長する時間と、雨粒が高度数キロメートル上空から落ちてくるのに一定の時間がかかるからです。

◆線状降水帯ができると

1時間くらいでは収まりません。

冷たい空気の上に暖かい空気が乗り上げたり、山沿いの平地で風が山の方に吹き上げたりするような場合には、強い上昇気流が生じて、寿命を迎えた積乱雲の近くで別の積乱雲が次々と生じます。この線状降水帯ができると、集中豪雨となります。

 

 

ゲリラ豪雨に遭遇した場合の対処法

歩いている場合

◆まずは雨に濡れない場所に移動することです。

・コンビニやスーパーなどの商業施設

・カフェやレストランなどの飲食店

・市役所や公民館などの公共施設など

 

◆河川の近くや地形的に低い場所を歩いている場合は、すぐそこから離れること。

 河川が増水した場合、河川の側にいると濁流に飲まれる危険があるため。

 

◆地下街や地下鉄の駅構内、ビルの地下階など低い場所にいた場合、

 浸水することが考えられますが、浸水し始めてから避難しても

 間に合わない可能性も想定しておく必要あり。

 

◆避難した後は、豪雨が完全に過ぎ去るまでそのまま安全な場所で待機。

車での移動中の場合

◆できるだけ冠水の危険が少ない道を選んで、安全な場所へ移動。

◆浸水して車が動かなくなった場合は

 ・少しでも早く車から脱出すること。

 ・30センチ~90センチになるとドアが開かなくなるという実験結果もあり。

 

日ごろから、自身がどのような地域に住んでいるのか知っておく事も大切ですね。

 ・窪地かどうか。

 ・河川流域なのか、過去にその流域で氾濫があったかどうか

などなど。

 

 

まとめ

ゲリラ豪雨という言葉は、マスコミや一部の気象会社が作った用語だということ。

気象庁では「局地的大雨」「集中豪雨」という言葉を使用していること。

「ゲリラ豪雨」は、雨が降る仕組みと同じだということ。

近年は地球温暖化の影響などで、スーパーセルと呼ばれる「超巨大積乱雲」の発生や「局地的大雨」「集中豪雨」が。1時間の降水量が増えたり、時間が長くなったりしいること。

「ゲリラ豪雨」に遭遇した場合の対処法。

など、多くのことを知ることができました。勉強になりました。

参考資料

・国土交通省

https://www.mlit.go.jp/common/000120394.pdf

https://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/shaseishin/kasenbunkakai/shouiinkai/kikouhendou/09/pdf/s1-1.pdf

・気象庁

https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/extreme/extreme_p.html

 

本日も、最後までお読みいただきありがとうございました(感謝)

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