今回は、大好きな時代劇ドラマなどを楽しく観たいと思って、ドラマによく出てくる1石とは何の単位なのか、重さに換算した場合は何kgになるのか、いくらの価値があるのかなどなど学習したいと思います。2023年1月 更新
1石とは何の単位なのか
昔の長さや面積の単位を表した尺貫法の単位のひとつ。1951年の計量法によって尺貫法の使用が禁止され、公式には使われなくなっています。
〇容積の単位です。
容積は、容器の容量を体積で表した値になります。
〇石の下の単位
石(こく)
斗(と) 一斗缶=約18L(リットル)
升(しょう) 一升瓶=1.8L(リットル)
合(ごう) 一合は、180cc。だいたい茶碗二杯分のご飯の量。
勺(しゃく) 一勺は、18cc
抄・才(さい)
撮(さつ)
圭(けい)
粟(ぞく)
1石=10斗=100升=1000合と、それぞれ10分の1になっています。
勺(しゃく)までの単位・記号は、時々見かけますが、そこから下の単位・記号は見聞きしたことがありませんね。
1石の重さは何キロ
1石を重さに換算すると、
一石=百升。
一升が約1.8リットルだから一石は180リットル。
水の重さなら、180キログラムくらいです。
1石 ≒ 180kg
一合の米の重さは150グラム~160グラム。米の重さからすると
1石 ≒ 150kg~
お米の方は幅があるので、1升での換算の方がより正確でしょうかね。
1石の価値はいくら
江戸時代の金と米との換算には
金1両=1石 の換算値がよく使われました。
物価の変動が激しくて、単純には比較が難しいようで、正確な比較資料は見つかりませんでした。
1つの目安になるのが、全農などの「米の需給・価格の動向等の調査」からの計算です
令和元年度の自主流通米の平均価格は60kg当り15,706円。
1石は150kgですから39,265円となります。
現在の価値でおおよそ 1石は4万円 と覚えておきましょう。
まとめ
1石は、容積の単位。
1石は、180kg。
1石は、現在の価値でおおよそ4万円。というのがわかりました。
これで、
時代劇ドラマでは、よく出てきますので、覚えておくと観るのが楽しくなります。
また同じ容積の単位で、1升は1升瓶で、1合はお米を炊く時の単位として身近に使われているので、覚えていても損はないと思いました。
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました(感謝)
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